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Only Monster ~モンスター成長型ゲーム~  作者: 志黒 白郎
第一章 始動
8/43

チュートリアル6

「ここは森か?」

「そうだよ~、採取自体はどこでもできるんだけど一番種類が多くてたくさんあるのが森なんだよ~」


〈それではこれより採取及び採掘のチュートリアルを行います。まず採取のほうから行います。今から各々薬草を一つ採取してもらいます。薬草かどうかの判断は、スキルとして存在しませんがプレイヤーであれば取得した後に凝視すれば物品鑑定が可能ですので、採取した後に物品鑑定することで採取後に各自で判断してください。薬草を5個収納袋に入れたらまた一か所に集まってください。では、始めてください。〉


「これは別々にやるか?」

「ん~、それでもいいけど~。見える範囲で採取しようよ!どうせそこらへんにたくさんあるからさ~」

「ん。そこらじゅうたくさん。」

「私も一人はちょっと、」

「ならここらへんを探してみるか」


 それからみんながそれぞれを確認できる範囲で屈んで地面の草を手当たり次第に引き抜き始めた。同時に凝視して物品鑑定もやっていく。


雑草:価値のない草。

毒草:食べると毒の状態異常になる。

狂草:食べるとSTRが100上昇するが体力が半分になる。

魔力草:このままでは何の効果もないが調合により魔力を回復する薬を作成できる。

暴草:食べると五分間の間周りの生物を手当たり次第に攻撃する、その間操作できない。

麻痺草:食べると麻痺の状態異常になる。


「おいオート、なんだこの危険な草が群生している森は!」

「いや~、僕もびっくりだよ~!ベータ版だと薬草と毒草だけだったんだけどね~。でも、実際の草原とか森とかだとこんなにたくさんいろんな種類生えてないからいっぱい採取して収納袋に入れといたらいいよ!特に毒草、狂草、魔力草あたりはたくさんあったほうがいいね~」

「む?魔力草はわかるが他はなぜだ?」

「毒草は薬草と調合すると軽い毒を分解する解毒薬になるんだよ!あと、狂草は回復薬に追加調合するとSTR上昇薬になるからね~。それに序盤だと体力半減されても敵が素早いわけじゃないから回復する時間も取れるしね~。ほかにもいろいろなものとってて損はないよ~」

「楽に取れて。ラッキー。」

「じゃあわたしも頑張っちゃいますよー!」

「僕が薬草を四個で止めておくから薬草もバンバン採っていいからね~」

「わかった、なら遠慮なく採ろうか」


 それから採取すること数十分俺の収納袋の中はかなりの数の採取物が入っていた。


薬草×42

毒草×56

猛毒草×5

魔力草×33

狂草×62

麻痺草×49

暴草×18

爆発の実×22

誘惑の実×8

激臭の実×16

仙人茸×2

精霊草×7

鬼酒の実×12


 これだけの量が多少移動しながらとはいえ狭い範囲で採取できた。

他の三人はどうかと声をかける。


「おい、みんなどのくらい採取できた?」

「薬草がたくさんだよ!頑張っちゃった!!」

「ぼくは魔力草と木の実系がメインかな?」

「ほとんど実系統。」

「じゃあ全員で合計してみるか。」


そして採取したものを確認してみると。


薬草×398

毒草×277

猛毒草×12

魔力草×344

狂草×264

麻痺草×187

暴草×33

爆発の実×353

誘惑の実×109

激臭の実×118

仙人茸×27

精霊草×19

火薬草×11

鬼酒の実×48

聖酒の実×34


 これだけの量が集まった。


「おいおい、なんだこの量、採りすぎだろ」

「確かに採りすぎたかもね~あはは」

「ホクホク。大量。」

「あの~、今更なんですけどこんなに採ってもいいんですか?」

「大丈夫だよ~運営のちょっとしたサービスじゃないかな?なんならもっと採取する?」

「いや、もう十分だろ。それにそろそろ次に行きたいからな」

「そうだね~。じゃあ薬草一つ頂戴~」

「ほら、俺のをやるよ」

「あんがと~これでクリアだね~」


〈全員の薬草採取完了を確認しました。それでは続いて採掘のチュートリアルを行います。では、採掘場所に移動します。〉


 そうしてまたもや俺たちの場所が移動した。




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