ファンタジー作品におけるハーレムについて
私が、なろうを利用し始めた時期が約3年程前。小説に限らずファンタジーというジャンルが好きで、ゲームでも漫画でもファンタジーを手にとっていました。
そこで約三年前、知人からの薦めでなろうを利用し始めたのですが、半月程、空いた時間にファンタジーを読み漁ってました。そこから現在に至る前でに数多くの作品を読んだのですが、その中の「ハーレム」という作風について、気づいたことと、疑問を少々書いていきます。
私が好きな作風は、厨ニ病全快・無双・男と男の熱い友情・熱血的戦闘辺りです。しかし、なろうにはこの要素プラス、ハーレム要素が非常に絡んできます。
私は当初、ハーレムが嫌いでした。しかし、読みたい!と思った作品には悉くハーレム要素がついてくるものですから、仕方なくといった気持ちで読み進めていました。それでもまあ、たくさんの作品を読んでいれば耐性がついてくるものでして、ハーレムも苦じゃなくなってきていたのです。
しかし、慣れというのはその後には飽きがくるもので、ハーレムというジャンルが最近では辛いのです。まぁ辛いというか辟易してるというか…。
まず始めに、ハーレム要因である異性のほとんどが「少女」
10代辺りの主人公が多いと思うのですが、ハーレム員も年が近い方が感情移入ができて良いというのも頷けます。
ただ年近いやつ等多すぎじゃね?って思うのです。人間とエルフみたいに異種間の寿命差による圧倒的年の差を除いて、だいたい5歳前後が多すぎだと。まあここらへんは正直軽いのでいいです。私は、お姉さんキャラいてもいいじゃん!ってなるんですがね。
次はこれ。最近これが多くて個人的に辟易としてます。(他の方は小さすぎて気にならないかもしれません)
異世界召喚・転生問わず、テンプレイベントで出会う異性が必ず「少女」
ここが最近一番「なんで???????」ってなります。だってそうじゃないですか。ハーレムであっても一番最初に出会う人が少女じゃなくても良くないですか?少年だって良いし、老人でもなんでもいい。
なのにほとんどが、必ずといっていいほど少女と出会う。おかしいでしょ?
しかも、イベントで出会うものだから、大体が即効ほれる。一瞬ですよ?シュンコロですよ?
出会う→何かしらのイベント→キャァー素敵!抱いて!→一生ついてく!
もはや様式美といっていいほど最近のハーレムは一瞬。人間性が全くもって感じられない。
この人間性が全くもって感じられないというのは三つ目の題でもあるのですが。
三つ目。人間性が感じられない。
二つ目であげたように、機械的に主人公を好きになるように描写されている。即効惚れる女性がホイホイ現れて、恋愛的苦悩や、他のハーレム員といざこざが描写されない。
勿論、和気藹々としていたほうが読者も見やすいとは思います。しかし、どうにもただ形成して、そのまま物語が進むだけでハーレムは放置ってのが多い。
そこで恋愛はそこまで物語に重要じゃない!とかもし言うなら、ならハーレムである必要性ないじゃんっていう。物語に深みを持たせるためにハーレムを起用してるのかと思いきや、ただ悪いようにテンプレになぞってるだけ。
もっとハーレムを美味しく料理してほしい。これが素直な感想です。まぁほぼ疑問というより愚痴になってしまいましたが、みなさんは最近のハーレムどう思いますか?
みなさんのコメントお待ちしております。