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寮・かんきん

 入学式は無事終わり何とか二階堂さんを上手く誤魔化しつつ僕が受け持つクラスへ移動する。

 早速話し込んでいる生徒も居ればまだ緊張の解れていない生徒もいた。

 そんな僕は開始まで十分はあるので教室の教壇の上でノートパソコンを広げてパソコンをやることにした。

 パソコンを立ち上げてパスワードなどを素早く打ちエンターキーを押す。

 そして起動しパソコンのポインターをディスクトップ内の『クラス名前一覧と席順変更』のボタンを押す。

 すると二秒も経たずに出てきた。

 出てきた表を見て今日の挨拶をしなければならないからだ。

 あ行から順番に見ていく。

 名前を見るだけでどんな魔術でどんな機巧が合っているかなどだいたいわかってしまう。

 何でだろう?わかってしまうのは・・・やはり瞳魔術(アイマジュレート)のせい?

 そこから僕は探さなければいけない。

 あの時誰かが魔術を使っていたのを・・・。

 でもこんだけのクラスがあるなかわかるはずもなかったのはわかっていたのだ。

 そしてあの二人についても探さなければならなくなった。

 ハナと未菜の二人だ。

 ハナの魔術はわかっているので未菜の魔術だ。

 しかし未菜と言う生徒は二人いて苗字は違えど名前はわからなかった。

 なのでもうすぐ始まるこの会で探すしかなかった。


 チャイムが鳴り挨拶をする。

 そこでまずは僕の簡単な自己紹介等をする。

 そして僕は一人一人の名前を覚えるため席を立たせて名前と趣味の二つを言うようにみんなに言う。

 最初の伊瀬麻都佳さんは席を立ち教壇に立つ。

 その間僕は後ろに空いている席が一席あったのでそこへ座る。

 そして伊瀬麻都佳さんの自己紹介が始まる。

「伊瀬麻都佳と言います。趣味は特にないですね。こんな私ですがよろしくお願いします。」

 伊瀬麻都佳さんの自己紹介が終わるとみんなで拍手をして次、呼ばれるのは誰かとそわそわしながら待つ。

 次の人は内浜鈴さん。

「内浜鈴です。趣味はないので私にみなさん趣味を教えてくださればと思っています。よろしくお願いします。」

 内浜鈴さんが終わるとみんなでまた拍手をする。

 そして次々と僕は名前をあげていく。

 ついに来たのはハナの番だ。

 ディーヴィスと名乗っているハナだがここでの名前は別にあるらしい。

 その名前は・・・

「二堂葉菜です。趣味はコーヒーや紅茶作りです。よろしくお願いします。」

 また拍手をする。

 確かにハナらしいな。

 ディーヴィス家では喫茶店を営んでいるからそういうのは得意そうだなと思う。

 次は一人目の未菜さん。

「桧倉未菜です。趣味は家デートです。よろしくお願いします。」

 趣味が家デートか~。

 誘ってみると案外おちる可能性がありそうな子だな。

 そしてまたしばらく流れこちらが体育倉庫の時の未菜だとわかった。

「矢那瀬未菜です。趣味は外デートかな?よろしくお願いします。」

 こっちは外デートかよ!

 突っ込みたくなるな。

 そんなウズウズしたことはしないように心がける。


 矢那瀬未菜の後の人も自己紹介を終え全三十七人の紹介が終わった。

 そこからは今後の流れなどを一通り教えた後に解散した。

 ハナと未菜はもう見たときにはいなかった。

 僕ももう帰ろうとしたとき桧倉未菜さんのことを思いだし桧倉未菜さんに声をかける。

「桧倉さん。どうしたの?」

 桧倉さんはくらい表情を浮かべていた。

 何やら何かあったのか気になった。

「いえ。対したことはないのですが・・・」

 桧倉さんは確か寮生だから・・・関係のないはず。

 ん?寮生?

 僕は内心ニヤリと笑う。

「そういえば寮生だと聞いたんだけど違ったらごめんね?」

「いえ。私は寮生ですよ。」

 これはチャンスなのか?

 趣味は家デート。

 ん?寮も家デートに入るかな?

「ちょっと寮のことを研究したいから寮に行かせてもらってもダメかな?」

 しかしここではオーケーをもらったのでそのまま寮へ向かうことにした。


 寮の外見はまだ真新しく綺麗なところだった。

 ここが寮か~。

 何だかこんな場所で桧倉未菜さんとヤルのは変かな?

 しかし、決めた以上簡単には引き下がれない。


 中に入ると僕は早速あるものを発見した。

 大量の薄っぺらい本。

 その上にあった本の名前は『家デートで見知らぬ人と・・・』何て言ういかにエロ本だと思わせるようなタイトルだった。

 その本に気づいた桧倉さんは慌てて隠す。

「見ました?」

「い、いや。見てない。見てない。」

 そうですか~と頷く桧倉さん。

 アブねーセーフセーフ。

 僕は気を取り直してまた見る。

「・・・」

 僕は無言で見ているように見えるがそうではない。

 どこかにあれができる場所を探しているのだ。

 そのため今日は泊まりのセットとあのセットの二つを持ってきているのだ。

 よくやく最適な場所を見つけたら行動に移すしかない。

 そう思いまた桧倉さんのいる机で彼女の背中を見て心で笑う。

 惨めだな。僕の思い通りにこれからなるなんて。

 そんな笑いを含めた笑い方だ。

「そうだ。トイレってある?」

 その言葉に彼女は振り返りトイレの方を指差す。

「今、先生のいるすぐ左手にあります。」

「ありがとう。教えてくれて」

 そして僕はトイレへ向かう。セットの入ったバッグを持って。

 トイレで泊まりセットの再確認と今日使う残り二セットの確認も済み。

 あとはこれからヤるしかない。

 そう僕は決意しトイレを後にするのだった。

 トイレを後にした僕は再び桧倉さんの背中を見てただ心から笑うしかなかった。

 気になっていた生徒と・・・出来るのだから。

 それはさぞ楽しみで仕方のないだろうな。誰だって。


 それはさておき本題はいつこのセットを使ってヤるかの問題となる。

 それに関しては今最も考えなくてはならない。

 例えば彼女がお茶を作っているときに拐ったりなどどんどんアイディアは浮かんでくる。

 でもやっぱりこれしかないと思って実行しようと思う。


 桧倉さんと共に今現在外にいる。

 空は雲一つない青空がある。

 お昼時も過ぎそろそろ眠くなりそうな時間帯だ。

 そんな中だが彼女と先程歩いていた時ちょうど拐いやすい場所を見つけたのだ。

 その場所へは帰りのルートに向かうことにしよう。

 僕は隣を歩く桧倉さんに目をやる。

 桧倉さんは僕の少し前をスキップしているかのように歩く。

 そして桧倉さんは僕の視線に気づいたのか声をかける。

「先生。どうかしましたか?」

 桧倉さんは疑問符を頭につけているかのような表情で首を傾げる。

「いや。この空と桧倉さんが何でか合っている気がするからさ。見とれていたのかもしれない。」

 えっ?と驚いた表情をしているがまた直ぐに笑顔を戻す。

 そして顔が徐々に赤くなっていき下を向き始めた。

「そ、そんな。先生、に、お褒めいただける、なんて、何だか。」

 彼女の顔がどんどん赤くなっていきかなり熱そうになっているのがよくわかった。

「いや。本当のことさ。桧倉さんみたいに可愛い女の子はこう言う晴れて雲一つとない青空が似合っているんだよ。」

 桧倉さんは照れながらこう言う。

「もっと。もっと。これからも言ってくれますか?」

 赤く火照る肌。

 うるうるとした瞳で上目遣い。

 きれいな唇。

 風で靡くとても綺麗で美しく良い匂いのする髪。

 全てが完璧で美しく思えた。

 こんな女の子はほんの一握りだろうがそんな桧倉さんを大事に思う。

「あぁ。また言う機会があるのなら」

 含みを効かせて言う。

 『また』ではない。

 もうじき桧倉さんはどんな表情をするのか?

 今から楽しみすぎてゾクゾクする。

 桧倉さんのクソエッロイ表情はどんな顔なのだろう?

「私は先生のために何日でも待っていますから。いつでもどんなタイミングでも良いので言ってくださいね?」

 やや先程よりは赤くはないがほんのり赤くなった顔でこちらを見つめてはそう言う。


 僕らは寮へ戻る帰路を歩き出した。

「外はやっぱり気持ちの良いですね?先生。あれ先生?先生ーー」

 桧倉さんは僕へこう声をかけようと振り向くと僕は桧倉さんを拐うため隠れた。

 でも桧倉さんは声を出して叫ぶ。

 その真剣な表情に惹かれそうにはなるが惹かれないようにする。


 後ろから走るように桧倉さんに近づく。

「先生!」

 そう振り返る桧倉さん。

 何とか顔が見えないようにフードを不覚被り後ろから催眠スプレーで湿らせたミニタオルで口を塞ぐ。

「んっ、ん、んんん。」

 必死にもがくがすぐに催眠スプレー付きミニタオルの催眠効果でふっと体重が軽くなったがそれを上手く手を入れお姫様だっこのような状態で寮へと運ぶことにした。


 僕は寮へ桧倉さんを連れていったらまず桧倉さんのポケットから鍵を出す。

 美しく綺麗な太もものバンドの中に鍵を入れているのが見えたのでそこをまさぐる。

 やはり女の子の太ももは触り心地がとてもよくいつまでも触っていたい余韻に浸れた。

 そして鍵はやはりそこにあった。

 鍵を使い扉を開け僕は暗く密室な場所トイレに監禁するるとにした。

 監禁できるグッズを鞄から取りだし少女の後ろ手や足につける枷などの用意もした後桧倉さんの服を脱がせる作業に入る。

 まずはブレザーを脱がせシャツに手をかけゆっくり一つ一つ確実にボタンを外していく。

 ボタンを外し終えてシャツを脱がす。

 そこにはかなりの大きさがある豊乳な胸にピンクのヒラヒラしたブラジャーがあった。

 色は白く焼けていない肌。

 とても綺麗で美しかった。

 両脇の脇の処理も怠っておらずしっかりと施してあった。

 僕はそんな桧倉さんの脇を舐めたい表情に刈られるも桧倉さんが起きるまで楽しみに待つとしよう。

 そして次にスカートのボタンも外しスカートを脱がせれば先程と同じピンクのヒラヒラした物が露になる。

 パンツだった。

 そのパンツのお尻部分は少しだけ食い込んでいてえろく感じてしまう。

 さらに先程も見たすべすべな綺麗で美しい太もも。

 輝かしいくらい眩しく感じてしまった。

 そうして僕は先程用意をした手を縛るためのロープに百均でも売っているが百均では買っていないとても丈夫な手錠。

 そして枷を用意してトイレに縛りつけてしばらく放置をすることにした。

 放置とは言え桧倉さんがいつ目覚めてもいいように廊下にいるだけなんだけどね。


 僕は廊下でクラスの人の名前を確認していた。

 明日は誰を誘うかを決めるためだ。

 今のところ趣味などをメモしているのでそのメモも参考程度に見る。

 そこで僕は思った。

 この中に明らかにとある人物は答えている。

 私を選んでくれと。

 そんな感じがした人がいるため明日そこに足を赴くことにしよう。

 そこでトイレの様子を見て桧倉さんを眺めていると桧倉さんはゆっくりと目を開く。

 そして自分がどこにいるのか周りを見て手や足が縛られているのにもわかった。

 口も塞がれていて思った以上に叫べやしなかった。

 そうして僕の存在にも桧倉さんは気がついた。

 僕は塞がれていた口の紐をほどくと真っ先に

「先生。先生。助けて。私こんな羞恥な格好をされていたなんて。もうお嫁に行けない。だから早く助けてよ。助けてよ。先生ーー!」

 僕はただ黙って桧倉さんを見る。

 叫んでいる桧倉さんを助けは出来ない。

 当たり前の話だが、そんな桧倉さんを見ているしかなかった。


 僕は自分の手を桧倉さんの太ももをなぞるように指先で指を走らせる。

 桧倉さんは「ひっ。」と声を荒げた。

 そしてなぞった指先を徐々に太ももからパンツの方へと走らす。

 桧倉さんの表情はどんどん赤くなっていく一方だった。

 僕はパンツの端まで走らせパンツの中にゆっくりと指先ごと入れる。

 僕はパンツの中で少しだけ弄んだあとパンツが濡れているのを確認した後にパンツから手を出し今度は脇の方へと指先を走らす。

 「ひっ。」とか「んっ。」とか何回も聞いている内にどんどんエロい声へと変わっていく。

 その言葉を聞きながら僕は自分自身までもがどんどんエロさがヒートアップしているように感じるし思った。

 お腹の辺りを辿り横腹をなぞりとうとう脇へと辿り着く。

 そこで僕は初めて言葉を発する。

「脇、舐めてもいいか?」

 桧倉さんはしばらく考えたのちに答える。

「それであなたの欲求が満たされるのでしたら私はどんな屈辱でも恥じることなく受けるつもりです。」

 その表情は笑ってはいない。

 真剣な表情そのものだった。

 その言葉を聞いて僕は安心して舐め回すことにした。

 桧倉さんの美しく綺麗な脇を舐めるのはやはり美味しかった。


 その後は桧倉さんにブラジャーの方を外していいか許可を取りブラジャーを脱がせ僕は初めて胸の中に桧倉さんの方から顔をうずくめさせてもらった。

 その胸の中は熱くとても柔らかかった。


 最後に桧倉さんのえろく麗しの写真を何枚か撮り桧倉さんについていた紐や手錠、枷を全て外し服を渡す。


「突然すまなかった。桧倉さん」

「なんで先生が謝るのですか~?私は初めてのエッチとても嬉しかったですよ?」

 桧倉さんは少しまだ顔が赤いがそう言ってくれた。

「私はいつでも待っています。また先生とこんなことができるのならいつでも言ってくださいね?何だって受け入れますから」

 そう言ってくれた桧倉さんと別れ僕は鞄を持ってまた学校へ歩き出した。


 桧倉さんの色々な表情が見えた一日でとても嬉しかったし楽しかった。

 そして帰って僕は明日の子に備えて早めに帰ろう。

 でも寝不足でも・・・。

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