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無力な君へ  作者: ∮柊 琴音∮
2/11

1話

2□✕△年


密輸などが盛んに行われ、

マフィアやヤクザ、カラーギャングなどの裏の人間が珍しくない時代。

ある国のどこかにあるとある森。

草木は生い茂り、朝には美しい太陽が顔をだす。

そんな森にはとてもとても大きい洋館がある。

おとぎ話に出てくるお城のような形をしている。

庭には大きな桜の木と噴水。

庭園がある。

洋館の廊下には、赤い絨毯がしかれシャンデリアがつらなる。

そんな廊下に女性の大きな声が響く。


「カナハ様ー……!!」


息を切らせ、長い廊下をツカツカと音をたてながら進む。

第二ボタンまで開けた白いシャツとゆるゆるのリボンをつけ、青に近い黒色の太ももより少し上の長さのスカート。黒いコートを着た女。

サラサラと靡くシャンプーの香りがする桃色の髪。

少しタレ目のピンク色と桜色の唇。

スカートの中からチラチラと見える二丁拳銃。

そんな女は、整った自分の顔を少し歪め、

彼女の名を呼ぶ。


「カナハ様ー!!」


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