表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
道化師  作者: Night Wizard
1/1

本当の私

自分の声が聞こえる。

この声は、どこから聞こえるんだろう。

だけど確かに、自分の名前を呼んでる。


涙が溢れだした。

そんな涙が自分を強くするなんて、

それは『逆』でしょ?


崩れてく音がする。

『助けて』



私はいつもの時間、真夜中に公園を通る。

そこで120円の一時を堪能する。

その自販機の模様は、鮮やかで、それでいてシンプル。

私の裏の顔。

いや、もう、どちらが本当かなんてわからない。


小さい頃からの夢だったアイドルになるため、

なんでもやって、自分なりに努力してきた。

でも、たったひとつ変えられなかった。

それは、『顔』。


メイクをすれば、もっともっとと、

『可愛くなりたい』、『もっとみんなに愛されたい』などと、

願望が増えるばかりだった。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ