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怪物進化冒険録  作者: 黒麦茶
血肉と鋼鉄の廃墟
8/15

LB変異体―節足動物型―

今章は終始包み隠さないグロテスクな表現や不快な描写、少量の欝成分が含まれております。あまり暗くならないよう努力をしますが苦手な方は心してお読みください。


では、新章―血肉と鋼鉄の廃墟―お楽しみください。

 森を抜けるとそこは、血沸き肉踊る荒廃した世界だった。


 文字通りの意味である。不可視の境界線が深緑の大地を遮り、世界を分断する。視界の移る光景はまさに終わりの世界。世紀末のように廃墟と化した町並みに、至る所からこんこんと湧き出る鮮血のような液体。臓物と挽肉を合わせて作ったような悪趣味な造形がそこかしこで激しくのたうつ。


 剣と魔法の世界とまでは行かなくても、最初はもう少しまともな世界を旅したかった。日の光に照らされた高層建築物は大穴が空いて半ばから折れており、瓦礫な山となっている。隙間から咲き誇る肉の華は、踊るように忙しなく蔓を振る。


 意を決して細かい瓦礫と肉塊が積み重なり出来た、不気味な大地に足を踏み入れる。

 足元に広がる血肉の絨毯が歩く度に押しつぶれ、不快で粘着質な音が鳴る。このグロテクスな鶯張り(うぐいすばり)は気にしないようにして、まずは周辺の調査からだ。とりあえず地面へ盛大に撒かれている血と肉片を吸収する。


 どうやら肉片は生体組織の一部で、何らかの生物が形を保てず溶け出したもののようだ。時折痙攣する肉片は植物のような性質を持っており、単体でも周囲の気体と日光で生きていけるらしい。


 血のような液体は分析した結果、森では発見した事がない種類の強力な毒だった。生きたまま細胞同士の結合を阻害して、肉体をまるで泥のような液体とする、想像しただけで怖気が走るような代物だった。この撒かれた肉はその成れの果てなのだろう。自分も消化液で溶かされたり、獲物を内部から食い殺したりしてきたが、気に食わない。元となった生命体の適応力が高いのか、様々な細胞が入り混じり液体に近い状態となっても、活動を続ける。

 この毒は生かさず殺さず、あえて苦しみを長引かせるような物だ。


 敵を殺すためではなく、退けるためでもなく、ただ生き地獄へと変える。生命を冒涜するような悪意ある毒物、何故か人為的な匂いがする。根本的に肉体の構造が違う自分には全く効かないが、抗体のようなものを生成しておく。万が一生き残りがいたら投与しよう。


 周りで見かける肉塊やピンク植物はもう手遅れだ。肉植物に関しては他より優れた、しかし半端な適応力のせいで生まれた、崩れた生物なのだろう。思考能力も意識もないまま、これからも長い時を生きるのだ。元の生命体の気持ちを考えると心苦しいものがある、


 比較的歩きやすい瓦礫の道を踏み砕きながら移動して、さらに肉塊を吸収していく。至るところ散らばる様々な動植物の細胞が入り混じる半固体は、生命の泥土となり大地を彩る。

 荒廃した町並みを眺めながら、嬉しくも何ともない食べ歩きを続ける中、世界の姿が見えてくる。どうやらこの世界、元は地球に近い環境である可能性が高い。捕食による生態情報から地球によく似た人間とその他動植物が存在した痕跡が見受けられた。石材で作られたような建物の残骸には掠れているが文字のようなものが書かれている事がある。


 外骨格に張り付く触手も気にせずに探索を続けると大通りに面した、屋根が削り取られたような小さな建物を発見する。近くの瓦礫を登り中を覗くと、飲食店のような間取りの空間が広がっていた。座席は(こぶ)のように盛り上がった肉塊が幾つも蠢いており、テーブルの上で飛び撥ねる数本の触手はまるで食事を待ちきれない客のようだ。


 奥の厨房に意識を向けると、人間の形をした肉塊が横たわっていた。不純物を殆ど含まない純正の人間が変化したものであると思われる。人の形が残る程の変化がない者は初めて見る。脳細胞が無事なら捕食で記憶を引き出す事が可能だろう。近づく為に座席を踏み壊しながら飲食店に入る。


 厨房に足を踏み入れようとした時、突如警報のような甲高い音が店中に響いた。防犯機能がまだ生きていたようだ。案外文明が崩壊してからあまり時間が立っていないのかも知れない。いまさら警報を聞いて動く者など一体もいない。止め方も分からないため、無視して人型に覆いかぶさり捕食を開始する。


 体全体が脳細胞と混ざり合ったのか、個体情報と共に記憶の断片が頭以外から抽出される。少々骨格と内蔵の位置が違う程度でほぼ人間のような生物であった肉塊から、この世界は自分がかつて生きていた地球よりも優れた文明を形成していた事が分かった。


 SF映画のような光景が次々と頭に流れてくる。雲より高い建造物の間を車に似た空飛ぶ乗り物が行き交い、人間以外の種族アンドロイドや獣人、植物のような深緑色の人など様々な生命体が生活する近未来的な世界であったようだ。


 とても科学技術が発達した、記憶を見る限り平和な世界。しかし肉液となった記憶の主、厨房で働いていた人間の若い青年はその日、文明の滅びを目の当たりにしていた。


 いつもと変わらない日常、忙しい厨房の仕事を先輩に教えてもらいながらこなす新人の青年。突然、店を揺らす地震のような大きな揺れが起きる。厨房から見える光景はまさに地獄。揺れと共に生物から紅い煙が染み出し、溶けていく。機械は統率を失い、店内で暴れまわる。壊れ行く世界を見ながら、青年は紅の液体が多量の汗のように体から流れ落ちる感触を感じ取る。視界が崩れて、逃げる間のなく肉体が変質していく。床に倒れると同時に青年の意識が暗転する。


 全ての肉泥を取り込む頃には、ある程度の言語とこの世界についての知識を得る事が出来た。後数百年訪れるのが早かったなら、眼前に広がる町並みも違うものとなっただろう。できればそのSFのような世界を旅したかったものだ。


 日常的に使われる知識は記憶から理解する事ができたが、紅い血のような煙と文明崩壊の関係性に関しては何も情報がない。さらに情報を集めるために彼のような肉塊を探そう。この世界の住人は生まれた時、手術を受けて身体能力を大幅に向上させており、記憶力も相当高い。高齢の生命体を吸収すれば、その記憶から自ずと世界の全貌も明らかになるだろう。


 店内を見回す限りだと青年以外に変質の少ない肉体は発見できない。この飲食店から移動した方が良いだろう。未だ大音量の警報が鳴り響いており、全身で音を感じ取る自分にとってかなり耳障りなものである。早く此処を離れたい気分だ。


 崩壊して低くなった壁を乗り越えようと足を踏み出す。不意に、音が止んだ事に気がついた。

 それに伴い何か別の、削岩機が岩を削るような音が瓦礫の向こうから此方に近づいて来るのが感じ取れた。大通りを挟んだ店の正面、建物が崩壊して出来た小さな山を何かが登ってくる。


 音を聞き取り何者かの接近を感知した瞬間、素早く店の隅に移動する。音に引き寄せられて此方に移動してきたということは、少なくとも音を聞き取り行動する知能があると推測される。本能的に吸い寄せられてきたとも考えられるが、いずれにせよ何らかの生物、もしくはそれに類する能動的に行動できる存在である事は間違いない。


 近づいて来る速度から逃走する事はあまり得策ではない。ならば今まで森で鍛えてきた擬態術を用いて、隠れつつ対象の様子を伺おう。八本足を体の下に折りたたみ、口から体液を吐き出して全身を覆う。周囲に溶け込むように体液を形作り、質感を変化させる。数秒後には店の一角に辺りの風景と完全に同化した瓦礫の小山が形成されていた。


 生まれた頃にしていた子供だましな擬態とはまるで違う、強化した能力を用いて外見を全く別の物に変えたのだ。さすがに前の葉っぱを乗せただけ擬態は正直酷いと感じて、此処まで研究してきた。動きがかなり鈍るという弱点もあるが、使用している体液は緊急時に鳥黐(とりもち)のように粘着性がある物質に変化させて射出する事もできる。イメージとして口から糸を吐く蜘蛛だろうか。


 擬態が完了すると、ちょうど飲食店向かいの瓦礫の頂上から巨大な存在が姿を現した。


 複数の体節で構成された長大な体躯はまるで鍛え抜かれた鋼鉄を思わせる鈍い光を放ち、此方と比べ物のならない程の数の足を持つ。最も先端の頭部は大きな筒状となり、まるで大砲をそのまま付けたような印象を受ける。


 一見するとその容姿から何らかの機械であると勘違いしてしまいそうになる。しかし他の、悍ましい生物的な部分がそれを否定する。頭部の砲身、中央付近は肉が露出しており、数十という眼球が(ひし)めいていた。体節の一部もまるで侵食されたかのような不自然な肉体があり、人間や鹿のような別の生物が持つ筈の脚が取り付けられている。

 機械と生物の間の子のような存在。生物学上、百足と言われるその生命体は瓦礫の頂で塔のように高く(とぐろ)を巻き、先程まで鳴っていた警報の発信源を観察していた。


 青年の記憶に出ていた暴走した機械類に似ているが、要所々々の金属が剥がれた部分で生物的な筋繊維のような細胞が見受けられる。鋼鉄百足とでも呼べば良いのだろうか。


 飲食店の方向を見下ろす、鋼鉄百足の不気味に蠢く眼球郡は様々な色彩へと変化していく。非常に完成度が高いと自負する擬態だが、記憶を読み取った限りではこの世界に存在した科学技術も相当高い。擬態を見破られる可能性を想定して戦闘の準備を進めておく。


 微かに光を発する虹彩(こうさい)は赤から緑、青と変化を繰り返し、最後に黒へと変わった瞬間、全ての瞳から放たれる視線が店の隅にある瓦礫の山に集中した。


 歩肢を瓦礫の大地に突き立て、体を前方に倒す。塒を撒いた鋼鉄百足は、体をまるでバネのように軋ませ、溜め込んだ力を開放する。一つ体節だけで自らの体の半分を超える体躯、成人男性二人分程の長大な砲弾が一直線に此方へと向かってきた。


 その行動は想定の範囲内だ。瓦礫の擬態を素早く粘着性の物質へと変化させて、体表に潤滑液を分泌する事でぬるりとその場から脱出する。八本足を大地に突き立て店内から跳び退くと、轟音と共に先程までいた地点が砲撃でも打ち込まれたかのような土煙が舞っているのが確認できた。

 間髪入れずに土煙の向こうで暴れる影に、口から粘着質の液体を吐き出し、追撃で近づいてから前脚二本を全力で振り下ろす。


 空気を切り裂き肉薄した鉄骨のような前脚は、鋼鉄百足の強靭な装甲に歯が立たず、針金のように折れ曲がり、第一関節まで砕け散った。


 一瞬思考が停止した。

 この世界に来る前、外周の森ではもはや傷つく事すら希だった樹皮合金製の脚が全く歯が立たず壊れたのだ。自らが創り、研鑽してきた肉体がこうもあっさり砕けるなどと。予想外の衝撃を受けた。


 呆けている間に視界の隅で強烈な光が姿を見せる。此方に向けて黒い光の奔流が驚異的な速度で放たれた。反応が遅れて、回避しきれなかった頭の半分程と三本の脚が巻き込まれて跡形もなく蒸発する。


 黒い光が放たれた地点に意識を向けると、そこには頭部の巨大な砲身を構え、佇んでいる鋼鉄百足の姿があった。幾分か胴体が短くなっているのが分かる。恐らく蜥蜴の尻尾切りのように切り離し、囮にしたのだろう。自分が攻撃していた地点へ意識を向けると、土煙の中から分離した体節が粘液を引き剥がそうともがいているのが見えた。


 まさか切り離し可能だったとは。虚を衝かれ体の大部分が光線に持ってかれた。早く欠損部位を再生させなければ、何も行動できない。核ごと消し炭になる未来が待っている。

 核から液状の肉体を生成して、元の外骨格を形作るように上半身へ動かす。同時に鋼鉄百足は虹彩を様々な色に変化させた後、砲身に紅い光を溜め込んで発射体勢に移行するのが確認できた。妨害できないように距離を取り、安全圏から確実に滅ぼす腹積もりなのだろう。


 数秒の再生時間がもどかしい。早く、早く、動けるようになれ。

 彼方の方が戦闘能力は確実に上だ。なんとかして逃走しなければいけない。この世界の生物について認識が甘かったのか。いや、いきなり光学兵器使う生物が現れるなんて誰が予想できるか。


 ようやく外骨格を形成した所で自らに放たれる死の咆哮。砲口から漏れ出る太陽が地上に落ちてきたような眩い光は、此方の命を刈り取らんと迫り来る。


 再生が間に合わない。

 だが、外骨格の形だけでも完全に再生できたのは僥倖。圧縮空気を新しく出来た口部に集中して放出。口から発生した推進力により、地面を転がりながら移動して、間一髪で紅い光線を回避する。回避した後も勢いは止まらず瓦礫の山に突っ込んでしまったが、なんとか一命は取り留めた。


 瓦礫の山から覗いているつま先の視界から、鋼鉄百足の様子を観察する。此方の状態が分からない鋼鉄百足は、色とりどりの眼球を明滅させた後、光線により空いた大穴を長い体で飛び越えながら慎重に。砲身内へ青い光を貯めながら、とても慎重に音を立てず近づいて来る。その生物的な動きは、さながら怪我をした小鹿を狙う虎のようだ。

 遠方からでは回避される事を学習したのか、至近距離まで忍び寄り行動される前に仕留める作戦に変更したのだろう。


 これは好都合だ。鋼鉄百足が遠距離攻撃に徹していたなら自分は為す術もなく殺られていたはずだ。此方に近づいて来る時間を有効活用して、この絶望的な状況に活路を見出さなくてはいけない。


 少ないながらも今まで観察してきたあの体、ばらばらに分離して粘液から抜け出し、再び合体した鋼鉄百足から奴の生態を推測する。鋼鉄百足は実は体節がそれぞれ独立して活動できる生物で、一種の集合体として今の長大な百足の姿をしているのではないだろうか。先頭の砲身の体を持つ個体が虹彩を変化させた後に行動を起こすことから、この個体だけが特別で司令塔のような役割があるのかも知れない。恐らく先頭は攻撃と統率、他は移動と囮の役目を果たしているのだろう。


 全ての個体が此方を上回る耐久力を有しており、現状あらゆる手段を用いても撃破は不可能だろう。逃走するにしても、頭の光学兵器で後ろから撃ち抜かれる。八方塞がりである。せめて光線を無効化できれば良いのだが。

 付け入る隙があるとするならば、統率する個体が状況を判断するまでの僅かな時間だけ。


 それならば目まぐるしく状況が変わる場面に持っていけば行動を阻害できるかも知れない。動きが止まった隙をつき、光学兵器を潰せば勝機はある。


 鋼鉄百足が立ち止まり、此方に向けて狙いをつけている。位置は自らの体二つ分程だろうか、やはり遠い距離ではない。

 時期を見計らい瓦礫から覗いている足先から、霧状にした体液を散布する。突然閉じられた視界に鋼鉄百足は困惑して、状況把握に勤めている事だろう。


 元々は此方の体の一部、擬似的に触覚を与えている霧の体液から鋼鉄百足の場所は手に取るように分かる。自分は瓦礫を吹き飛ばし、再生した体内からできる限り超重量の砲丸を生成。矢継ぎ早に放物線を描くように射出する。長大な胴体が仇となり、狙いを定めなくても命中している。上から落ちてきた砲丸の重量により、耐え切れず地面を這いずりもがいている個体が何体も見受けられた。


 棒立ちとなる鋼鉄百足を休ませる気はない。

 砲撃を中断して体内で粘液を作成。走り寄りながら鋼鉄百足の司令塔個体に粘液を吐きかける。特に光が消えた砲身内部には重点的に発射する。


 まだ終わらない。次々と変化する状況に眼球郡を激しく明滅させて混乱する鋼鉄百足の砲身個体に正面から飛び乗り、顎下に二本、接続部に二本、計四本の前脚を滑り込ませる。

 残った後脚を杭のように地面へ突き刺して踏ん張り、体ごと後ろに倒れこむように引っ張り上げる。再生時、修復に時間が掛かる多層外骨格を犠牲に筋力を増大させており、より強大となった膂力は見事に長大な鋼鉄百足の体を瓦礫のおまけ付きで持ち上げ、ひっくり返した。


 蜘蛛式ブレーンバスターと言うところか。何も考えなしに強引な投げ技を使ったわけではない。鋼鉄百足はその長大な体から起き上がるのに時間が掛かると踏んでの投げ技だ。

 分離などを駆使して起き上がるまでの時間を用いて、その光学兵器を使用不可能にさせてもらおう。体勢を立て直してから、暴れる鋼鉄百足の砲身、目玉部分に前足を突き刺し全力で捻りながら手前に引く。筋肉や血管が千切れる音と共にその長大な胴体から砲身個体を引きちぎる。


 激しく発光する眼球郡を尻目に口から出した透明の体液でひたすら押し固めていく。


 しばらくすると透明な球体に封印された砲身の出来上がりだ。司令塔の動きを封じた今、胴体部分を構成する個体がどんな動きをするか分からない。早めに退散するとしましょう。未だ起き上がろうと暴れる鋼鉄百足を無視して球体を前足で持ち上げる。そのまま安全圏まで全力疾走だ。


 封印された個体はせっかくだから捨てずにお持ち帰りさせてもらう。苦労してもぎ取った獲物だ。さぞかし美味しい情報があるのだろう。あわよくば自分にも光学兵器を搭載できると思うと心が踊る。


 今晩は久しぶりのご馳走だ。明けるまでに食いきれるだろうか。

青年に覆いかぶさる男(どちらも人外)。新章突入で突っ込みどころ満載ですから解説を少々。


世界間の移動は統合世界郡に所属する世界に限り、とても簡単です。素質があり、境界線を見極める事ができれば誰でも移動できます。素質というのは外世界でも適応できる素質です。この素質がないと世界の境界を渡った瞬間、存在が根底から崩壊します。


嬉しくない食事について。彼の捕食した肉塊は断片的で劣化している情報が大量に混在している状態、大して知識を得られない食物だった為、あまり喜べない食事でした。

路地裏の残飯をさらにミキサーに掛けて作られたような食事を無理やり食っている感じです。



名前:アザト

全長:熊一回り程

形態:重筋肉装甲蜘蛛 

技能:身体操作、全方位視界、異界知識、毒耐性、消化耐性、体当たり、八脚歩行、パイルバンカー触手、圧縮重筋肉、基礎能力強化、万能擬態液


次回は世紀末と化した世界を放浪、新たなる力で崩壊の秘密を解き明かす。ご期待下さい。

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