7/16
一月二十九日
海水浴場で釣りに勤しむが、釣れるのが海老反りばかりなのですぐにやめる。
近場のゲームセンターで持っていた五百円札をメダルに換金するが
両替機がウンとも言うしスンとも言うので一気にテンションが下がる。
調子が悪いので、灼熱の太陽の下でポーズをとっている黒人を見て見ぬ振りしながら帰路に就く。
案の定、至る所に暴走列車。 どこそこの壊れかけの蒸気機関車とはエライ違いだと思いつつ
スライドパッドで操作する運転手に、「ここは五反田ですよ」と告げると
タガが外れたかのように横滑りを連発。 するとサプライズなのかは分からないが
夜行バスが夕暮れ時だというのにやってきて、列車の前で急停止し求愛行動。
これが俗に言う「野球はツーアウトからかもしれない運転」かと感心。