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石じじいの話  作者: Lefeld
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石じじいの話・土蔵の手

石じじいの話です。


ある豪農の家の土蔵の土壁が地震で崩れたとき、その壁から人の腕の骨が出てきたそうです。*1

それは、左腕の上腕骨の遠位部から先、指先まで関節したままの状態でした。

上腕骨の断面の状態を見ると、その腕は、刃物で一気に切断されたものと思われました。*2

指には、金の指輪がはまっていました。

それは、その豪農の家出した娘の指輪でしたが、その「腕の骨」が、娘のものかどうかは不明でした。*3

そして、いつ、そのような骨が土壁に埋め込まれたのかも不明でした。

彼女が行方不明になった後、その土壁を修理するなど、いじったことはなかったのです。

*1 土蔵の壁から、いろいろなものが出てくる、見つかるという話はよくあるようです。中国や日本で、貴重な(?)古文書が発見されたという例もあります。

*2 刀やナタなどで、切断されたのでしょうか?

*3 腕の骨だけで個人と特定する技術がなかったのでしょう。

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