表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
石じじいの話  作者: Lefeld
498/615

石じじいの話・魚が体から出る

石じじいの話です。


人の体の中から、魚が出てきたことがあったそうです。

ある人の背中に、できもの(粉瘤)ができました。

それは、どんどん大きくなり、強い痛みを伴っていましたが、ある日、自然と潰れて膿と血がでました。

そのときに、その傷口から小魚が出てきたそうです。

その魚は、すでに死んでいましたが、間違いなく魚でした。

じじいは、アルコール漬けにされた、その魚を見たそうです。

アルコールに漬けられていたので、脱色されて真っ白だったそうですが、たしかに魚でした*1。

頭はもとより、ウロコやヒレもそろっていたそうです。

ハヤのような魚でした。

体から石が出る(結石ではなく)、ガラス片が出る(これはインチキらしいのですが)、細い糸状の疳の虫がでる(これも間違い)というのは、よくある話ですが、複雑な体の生物が出たというのはめずらしいということでした。

*1 フォルマリンが手に入らなかったのだそうです。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ