表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
石じじいの話  作者: Lefeld
496/612

石じじいの話・ご主人の帰宅

石じじいの話です。


六十歳の未亡人が語りました。

彼女のご主人が亡くなって三回忌の時です。

夜、玄関が開け閉めする音がしました。

だれか来たのか?

たしかに戸締まりをしたはずなのに?

確認のために玄関に行くと、死んだはずの夫が玄関に置いてある椅子に座っていたそうです。

彼女は、「まあ、そんなところに座っていないで、上がって休みなさい。」と、思わず生前のように言いました。

すると、夫は、「いや、地下足袋履きのままだから、ここに座っているよ」と。

彼女は、お茶を出してやろうと、茶の間にもどって、お茶をくんできました。

夫は、美味しそうにお茶を飲んで、消えたそうです。


よくある不思議話です。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ