石じじいの話・短い話:牛に生まれ変わる;地獄の沙汰も金次第;貝で長生を得る
石じじいの話です。
短い話をいくつか紹介しましょう
1. じじいは、ある農家を訪れましたが、そこでは、牛を非常に大事にしていました。
家人が曰く:
因業だった父親が、この牛に生まれ変わったのだ。
前世は自分の親なので大事に飼育している。
しかし、働かせてはいるのだ。
生前、彼の因業な行為の罪滅ぼしのためだ。
だから、他の家の農作業に、無料で貸し出している。
我が家で、使役することはない。
と。
2. ある人に、地獄から使いが迎えに来ました*1。
しかし、その人が、使いを饗応すると、許されたそうです。
その後、その人は、九十まで生きました。
地獄の沙汰も金次第だと、人々は、うわさし合いました。
3. 穴が八つある貝を食べて長生を得たという話しもあるそうです。
人魚の肉を食べて長生を得る、不死になるという話はよくあるのですが。
あとがき:
*1 この世で、あまりにひどい悪事を働くと、死ぬ前に地獄に連れて行かれるのだそうです。
燃える銅の車(火車)がやってきて、それに乗せられて地獄に直行だとか。
閻羅王の裁きはぬき。
*1 この世で、あまりにひどい悪事を働くと、死ぬ前に地獄に連れて行かれるのだそうです。
燃える銅の車(火車)がやってきて、それに乗せられて地獄に直行だとか。
閻羅王の裁きはぬき。




