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石じじいの話  作者: Lefeld
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石じじいの話・夜来る

石じじいの話です。


じじいの話には、「家に怪しいものがやってくる」というものが、いくつかあります。

嵐の日にやってくるモノの話がありました。

これも、「やってくるモノ」についての話です。


夜中に家々の戸を叩いて、その住人の名を呼びかける者がいたそうです。

その(モノ)は、各家の住人の名前を知っているのです。

家の中から、この呼びかけに応えると、その人は死んだそうです。

これで、村の何人かが死にました。

それで、村人たちは、その呼びかけを徹底的に無視しました*1。

なにせ、命がかかっているのですから。

ある夜、そのモノに戸を叩かれた家がありました。

当然無視したのですが、次の朝、その家の雨戸に以下のような内容が書かれた紙が貼ってありました。

「誰も、私の呼びかけに応えてくれないので、去る。」と

その後、夜に戸を叩くモノはいなくなったそうです。

*1 今、この話を読みかえすと、夜警をおけばよいのでは、と思います。

そのような見張り番をおいたかどうかは、ノートに書かれていませんでした。

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