表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
石じじいの話  作者: Lefeld
450/615

石じじいの話・短い話:クロが死んでいる!;女の子を見ませんでしたか?;ネズミで死ぬ

石じじいの話です。


短い話をいくつか。

いずれも、じじいの経験談です。


1. じじいが歩いていると、道に面した家の庭から声が聞こえてきました。

「かあさん!たいへん!クロが死んでる!」と幼い女の子の声。

「おとうさんも死んだのにね。」と母親らしき女性の声。


2. じじいが歩いていると、女性に尋ねられました。

「このあたりで、小学三年生くらいの女の子を見ませんでしたか?」

彼女は、その子の母親で、姿が見えなくなったということで探していたのです。

必死の様子でした。

じじいには心当たりが無かったのですが、その母親に協力して子どもを探すことにしました。

母親は、近くを歩いて通り過ぎようとした中年男性に問いかけました。

「このあたりで、小学三年生くらいの女の子を見ませんでしたか?」

「さあ?私、いま、車で来たところですから。」と、男性は表情ひとつ変えず返答したそうです。


3. 非常にねずみを嫌う人がいたそうです。

その人の机の引き出しに、いたずらにネズミの死体を入れておいたのです。

その人は、知らないで引き出しを開いて死体を見ると、驚いた様子もなく、そのまま倒れて死んだそうです。*1

*1 いや、これは、不思議な話ではないでしょう。いたずらにも度が過ぎるというものです。

そのいたずらをしたのは誰でしょうか?

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ