石じじいの話・足跡捜査法
石じじいの話です。
犯罪捜査についての話をしましょう。
じじいは、警察関係者の知り合いも多かったようです。
石さがしのためにあちこち歩いていると、死体を見つけることもあり、おのずと警察と関係を持つことになりました。
容疑者となることもあったようですが(笑)。
警察関係者が教えてくれた犯罪調査法を話してくれたこともあります。
それを紹介しましょう。
ただ、古い話なので、現在では間違っている(話を聞いた当時も、まちがっている)内容かもしれません。
ご注意ください。
足跡を探る(足跡判断):
昔、インドのある地方では、狩猟を生業とする部族がいて、その中でも、特に、足跡の解読が得意な者がいたそうです。
「足跡判断」の伝統があったのです。
インドでは、大昔に、この者たちを犯罪捜査のために警察が利用していたそうです。
足跡捜査技術があるのだそうです。
足跡のくぼみ方で歩き方の癖を知る。
また、身体の障害や性格、疾病の有無などを知る。
扁平足や内反母趾などの解剖学的な特徴を知る。
のだそうです。
足跡に、石膏や蜜蝋などを流し込んで足型を採取します。
被疑者を歩かせてみて、その足跡と現場の足跡とを比較することも行われた(行われていた)そうです。
これは、今では、違法捜査になるのかしれません。
また、
人の裸足のサイズから身長が推定できるのだそうです。
足の長さの6.6倍が身長です。
また、足の長さの4倍が地面から腰までの高さだそうです。
身長からは、標準体重がわかり、足跡の歩幅と腰までの高さ(脚の長さ)から歩いたときの速度がわかると。




