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石じじいの話  作者: Lefeld
338/612

石じじいの話・短い話:殺す夢;四辻の方向

石じじいの話です。


短い話を2つ。


(1) ある男性が言うには:

その人が子供の頃、父親と二人で家にいたとき、

父親が、「自分の子供を殺す夢をみるんだ。」と言いながら、家中の鍵をしめはじめたそうです。

それを見て、子供の彼は、とても怖かったと。


(2) 日暮れ時に、四辻の方向に歩いていってはいけないのです。

「おかあちゃん!どこいくん?そっちにいったらいけんでっ!」

子供じじいは、叫びました。


(3) じじいが石探しのために山を登っていると、骨壷をもって山を登っている人に会いました。

これから、「納骨堂」に母親の骨をおさめにいくのだと。

興味を持った、じじいは、その納骨堂に連れて行ってもらうことにしました。

それは、山肌の岩に穿たれた横穴式の納骨堂でした。

いっしょに、中に入ったところ、その納骨堂の壁は全部、鏡張りだったそうです。

納骨する人が曰く:

「これで、死人は、この世に戻ってくることもないのです。」

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