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石じじいの話  作者: Lefeld
336/598

石じじいの話・短い話:死ね死ね;笑う牛や馬;放火のすすめ;私の中の爬虫類

石じじいの話です。


人間の心の問題であろうという話です。


(1) ある人が言うには:

「夕方になると、どこからともなく、『死ね死ね』と嘲る声がするんだ。」*


(4) ある人が言うには:

「笑う牛や馬は必ず殺せ。」**


(4) ある人が言うには:

「君、放火しろよ、今晩。とてもきれいだぞ、炎が。」***


(4) ある人が言うには:

「私の中には爬虫類がいるんだ。いや、私の本質は爬虫類なのだ。私の残忍酷薄な性格はこのためなんだ。」****

*病院で治療を。

**病院で治療を。弁償にお金がかかりますよ。

***病院で治療を。あと、いちおう警察に相談を。

****爬虫類は、残酷な性質をもってはいません。また、蛇は「執念深い」と言われますが、そういったことはありません。それらは、人間の先入観、偏見です。むしろ、人間が自分たちの性格・本性を、「気味悪い」と感じる爬虫類に投影しているのでしょう。

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