表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
石じじいの話  作者: Lefeld
329/598

石じじいの話・短い話:竹林の幽霊;夜来る魔物;暗い森;死の花束

石じじいの話です。


他の人たちから、じじいが聞いた話ということです。


(1) 寒い冬の月夜に、竹林に行くと幽霊を見ることができるのだそうです。


(2) ある人が言いました。

「たまに、死にたいと思う夜があるんだが、その夜には魔物が来るんだよ。」

その人は、実在する(と考える)魔物を、自分の「精神的な不安定」にたとえているのか?その逆か?

と、じじいは思ったそうです。


(3) ある人が言いました。

自分の子供を連れて、森の道を歩いていました。

子供のあとを歩いていると、「これから、この子は、どんな人たちと出会うのだろう。」と思ったそうです。

「これから、私が出会うのは死だ。」とも考えていました。

気がつくと、森は深く暗かったそうです。


(4) ある人が言いました。

「死は花束を持って、私たちを待っているんだよ。」

それはどんな花か?

と、じじいは尋ねたそうですが、その人から返答はなかったそうです。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ