表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
石じじいの話  作者: Lefeld
301/615

石じじいの話・地獄変相図と葬儀屋(満州・朝鮮)

石じじいの話です。


満州の廟には地獄の図を彫像であらわしたものがあったそうです。

日本にも、地獄のジオラマがある寺院が各地にあるようです。

それらは、『パラダイス物件』として紹介されることが多いようですが。


満州のそれは、道教風の怪奇なもので、見物に訪れる人はかなり多かったようです。

生前、悪行を重ねると閻魔大王に裁かれ、地獄に落とされるという死生観は、日本と同様で、満州でもひろく信じられていたそうです。

閻魔大王の像は、日本のものとは異なり、怖い顔には作られてはいませんでした。

像の色合いも、顔は白塗りで、服やまわりの背景も、けばけばしく極彩色で塗られているのです。

日本で見る仏像などの地味な色合いとはちがって、かなり不思議な印象を受けたそうです。


そのような廟のある街には、いろいろなお店がありました。

当然でしょう。

お店には、文字の看板は少なく、商っている商品の特徴的なものを店先に掲示していたそうです。

おそらく、文字の読めない人のためだったようです。

葬儀屋の看板は、葬式のときに燃やす人形だったそうです。

これが、店先にぶら下げられていました。


わかりやすい。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ