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石じじいの話  作者: Lefeld
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石じじいの話・樹木から吊り下がる死体

石じじいの話です。


さらに、死後の埋葬に関係した話が続きます。


昔、松林の中を歩いていると、木の幹に大きな藁苞がいくつか吊り下げられているのに行きあたりました。

あたりには、腐敗臭がわずかにただよっています。

地元の人に尋ねると、それは犬やネコの死体を吊り下げてあるのだということでした。

飼い犬や飼い猫の死体をぶら下げておくのだと。

昔は、子牛なども、そのようにしていたとのこと

それらが白骨になったら、骨は処分するのです。

大昔は、人間も、そのようにしていたようだということでした。


松林を歩いた時、地面には、回収されないまま散らばっている骨も見受けられました。

その骨には、墨で文字が書いてありました。

白骨になってから、わざわざ文字を書き込んだのだと思われました。

墨が風化して見えなくなるほどの時間はたっていないので、最近書かれたではないか?

書かれていたのは、お経ではなかったということです。

でも、なぜ?

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