石じじいの話・残酷な襲撃(満州、朝鮮)
残酷な話です。閲覧注意してください。
また、差別の意図はありません。
あくまで、「昔のお話」です。
石じじいの話です。
朝鮮に住んでいたじじいは、満州と朝鮮との境界地域である吉林から東あたりも歩いていました。
このあたりは、満州国が作られる前から朝鮮半島からの移住者が多く、さらに北方へも入植して開墾していました。
さらに、多くの朝鮮人が、ロシアの沿海州地域やシベリアにも、広く定住していました。
朝鮮半島出身者たちが苦労して泥炭湿地地帯を開墾したとたんに、地元の満州人に襲撃・略奪されるという事件もあったそうです。
また、支那の兵士たちが、それら農民を襲撃して、見せしめに幼児の指を切断するという事件も起こったと。
「まんしゅうじんは、がいなことしよったい。まあ、わしらもじまんできたもんやなかったが、そんでも、あれはのう・・・」
この話には、つづきがあるのですが、あまりにも残酷なので、ここでおわりとします。
たとえば:
「畑の小屋で生きたまま焼き・・・」
「金品を奪われて村はずれに埋め・・・」
とか。
もう、書いてしもうとるやろが!
残酷な話は、私が中学生になってから、じじいが話してくれたということが、聞き取りノートの順番でわかります。
そのころは、じじい、ちょっとボケとったんかのう?




