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石じじいの話  作者: Lefeld
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石じじいの話・恐怖!豚人間

石じじいの話です。


昔は、普通の農家でも養豚がよく行われていました。

残飯で飼育できるのと、それが良い臨時収入になったからでしょう。

ある時、じじいが山を歩いていると、山間の集落に行きあたりました。

そこの田んぼで夏の草取りをしていた人がいましたが、その人物の姿がおかしい。

背は高くてがっちりしているのですが、頭が大きい。

異常に大きい。

挨拶しようとして近づいてみると、その人の頭が豚でした。

その豚人間が草取りをしていたのです。

じじいは、無視して通り過ぎようとしましたが、すでに手遅れでした。

その人が話しかけてきたのです。

「あついなあ、どこいきんさる」

大柄の男の体とはちがい、その声は女性のものだったそうです。

じじいは、うろたえて答えました。

「まちのほうにいこうおもうとります」

「そうかな、あついけん気をつけんさいよ。あつけするで。」

当然、じじいは、その頭のことをたずねることはできませんでした。

その人物も、自分の頭についてなにもいいません。

じじいは足早に田んぼの中の道を、そこから遠ざかりました。

彼の背後から急に、ブギャー!という豚の悲鳴が聞こえたそうです。

ギクッとしましたが、振り返えることができませんでした。

怖かったのです。

その悲鳴は、その豚人間が発したものか?それとも、近くにあった豚小屋からのものか?はわかりませんでした。

その集落の他の家の近くを通りましたが、人気はなかったそうです。

ドキドキものでした。

ただ、1匹の犬が、じじいが歩いてきた道を豚人間の田んぼの方に勢いよく走っていったそうです。


この話、よくわかりません。

豚人間ですよ!みなさん!

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