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石じじいの話  作者: Lefeld
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石じじいの話・山にある脚

石じじいの話です。


これは、日本の山での話しです。

じいいは、石を探して山を歩いていたとき、いろいろとおかしなものに出会いました。

理解できない物もあったそうです*。

じじいが山を歩いている時、強烈な腐敗臭が漂ってきました。

お約束の展開です。

肉の腐敗臭です。

死体だろうと思って、注意深く歩いていくと、道から少し離れたところに巨大な脚が転がっていたそうです。

左の股関節から指先までの部分で、長さが2メートル近いのです**。

最初は、馬か牛の脚かと思ったそうですが、近づいていみるとやはり人間の脚です。

体毛はありませんでしたが、筋肉が発達しており男性のように思われたそうです***。

体の他の部位は無く、身元がわかる遺留品もありませんでした。

かなり重い腐敗した脚なので、持ち帰ることもできず、じじいは見なかったことにしたそうです。

*仙人に会ったこともあるそうです。

鎧を来た巨大な武士(兵士)の死体を見つけたこともあったそうです。

**日本人男性の場合、下肢の長さから身長を推定するための計算式は:

身長(cm) = 64.02+[膝高(cm)x2.12]-[年齢(歳)x0.07]

膝高とは:膝の上端から足底までの長さ

下肢(脚)全長が200cmなら

膝高は、107cmと推定されます。

この脚の持ち主の年齢を20歳と仮定すると、

算出された身長は、291cmとなります。

かなり長身の人間(?)です。

ちなみに、体重は、大腿骨頭や大腿骨の断面のサイズから推定できるそうです。

***橘南谿の「東遊記」に大きな脚についての記述があります。

奥州宮古近くの海岸に、大雨の後に、大きな脚が打ち寄せられた。

その長さは、5,6尺あった。

というものです。

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