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石じじいの話  作者: Lefeld
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石じじいの話・夜中に呼び出される

石じじいの話です。


ある夜、じじいは、電話で友人から呼び出されました*。

もう夜も遅かったので、じじいはしぶったのですが、友人はぜひ来てくれと。

大事な話があるから、と。

じじいが、友人の家に着いて、

「おい、こんな夜中に呼び出して、いったいなんだ?」

と、ちょっときつめの調子で、友人を問いただしました。

すると、友人は、

「なんだ、来たのは君だけか?」

とがっかりしたような態度です。

『おいおい、他の連中も呼びつけたのか!』とじじいは呆れました。

友人は、

「誰か殺したいと思ったんだ。」


じじいは、脱兎のごとく逃げ出したということです。

あとで聞くと、その友人は、精神状態が普通ではない状態であり、そのための病院に入院したそうです。


「しかしな、そのともだちのな、妹さんがな、何ヶ月か前におらんようになっとったんよ。妹さんも、あいつといっしょに住んどったんやけどな。駆け落ちしたゆう話やったが、ほんとうやったんかのう。いまでも、妹さん行方不明なんで。」

*以前の話で、人が山に呼び出されて、山に登ってしまう:というのがありました。

この話は常識的です。

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