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石じじいの話  作者: Lefeld
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石じじいの話・まじない入門2

石じじいの話です。


つづいて呪い(まじない)の話です。

じじいが教えてくれたものと他の大人からのものが混じっていると思います。

あやしい呪いです。

行わないようにしてください。


(1) ワキガを取り除く呪い

五月五日に百色の草(意味不明)を採って、それを焼いて灰にして井戸水で練る。

さらに強い酢を加えて練り、餅のように丸める。

それを、腋の下にはさみ、乾いたら湿ったものに取り替える。

これを五回繰り返すと、腋臭は消える。

または、

正月元旦に自分の小便で腋の下を洗うと、臭いが消える。

 ええっ!


(2) 寒気に手足が凍えないようにする呪い

(しきみ)の実を清酒に三日間浸しておいて陰干しする。

それを粉末にして、その粉を手足に塗りつけておけば、雪や氷に凍えることはない。

注意:

樒の実には毒があるので、それを浸した清酒を飲んだり粉を口に含んではならない。

中毒する。


(3) 女の浮気を知る呪い

これは、試したい人いるのでは?

東の方へ行く馬の蹄の底の土*を採って、それを、女の衣類の下へそっと隠して入れておけば女の口から自然に言葉となって浮気がバレる。

*この土を採るのがかなり難しいでしょう。

今では、歩いている馬など身近に見る機会はありません。

ましてや、東に向かっている馬って。

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