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石じじいの話  作者: Lefeld
123/612

石じじいの話・薔薇屋敷と老婆と犬;柳に幽霊;病人に憑く;狂母

この話には、不適切な表現があります。ご注意ください。

石じじいの話です。


短い話をいくつか。


(1) 薔薇が庭に美しく生えている古い家に老婆と犬が住んでいました。犬が死んで、すぐに老婆が死んだそうです。

その後・・・。

ここで、この聞き取りは終わっています。

いや、これでは、まったく怖くないのですが、どうしてじじいはこの話をしてくれたのか?

続きは、どうなっていたのでしょうか?

私が忘れてしまったのでしょうか?ノートの別のところに、同じ話が載っているかもしれません。

このつづき、乞うご期待。


(2) 幽霊が出るという柳の木があったそうです。

それは、港の近くの予科練の跡地の横の川端に生えていた柳でした。

幽霊を見た人は多くはありませんでしたが、幽霊は男児で、戦後に出るようになったということです。

じじいは、それを見るために何夜か見張っていたそうですが、会うことはできなかったそうです。


(3) 病人に取り憑くものがいました。

これは、よくある話です。

そのモノが憑くと、憑かれた病人は回復したように見えるが、急に死ぬのです。

死ぬ間際の人に取り憑くのです。

憑かれた者たちは、そのまま死んでいきます。

別に、奇妙な行動をとるということはありませんでした。

静かに死んでいくのです。

死の床で、その人とはまったく違う声質で「わたしは、この病人に憑いたものです。この人を無事にあの世に連れて行くので安心してください。」と病人が喋ったそうです。


(4) 狂った母親が赤ん坊に乳をやっていました。

その母親は、自分の子どもをしっかりと育てていましたが、彼女は狂っていました。

自分の子どもに関係することには正気なのですが、それ以外は、かなり理性を失っている状態だったそうです*。

このままでは、子供を殺めることはないだろうが、まずかろうということで、彼女は病院**に収容されました。

不適切な表現です。

聞き書きには、以下の単語があります。

*「気Xい」

**「脳病院」

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