表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
石じじいの話  作者: Lefeld
120/608

石じじいの話・光りモノがでる橋

石じじいの話です。


光りモノがでる橋がありました。

それは山ぎわにある小川にかかった木の橋で、雨の後の湿気の多い夕方にその橋を渡ると、橋の下の方から、光った蝶のようなものがひらひらと飛び現れたそうです。

それは、蝶のような飛び方でしたが、形は、よくわからなかったということです。

捕まえようとしても、けっしてつかまりませんでした。

それは、2つ3つ出て、行く人にまとわりつき、おいはらっても少し距離をおいてついてきたそうです。

そして、知らない間にいなくなるのです。

ホタルではないかとも思われましたが、それよりも大きく、光の色が白く、飛び方が違っていました。

ホタルの季節(最盛期が5月下旬~6月上旬)でなくても出現するので、ホタルではないだろうと。

その光モノは、通行人の家まで付いて来ることもあったそうです。

そのときは、それが家まで付いて来て家に入ってくるのを恐れたので、その人は家には戻らず寺に立ち寄りました。

光モノは、寺の境内を飛び回り、庭の池の上で消え去ったそうです。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ