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石じじいの話  作者: Lefeld
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石じじいの話・髪の毛が燃える女

石じじいの話です。


これは、じじいが朝鮮で会った人についての話です。

髪の毛が燃える女性がいたそうです。

正確に言うと、「燃える」と言うよりも「光る」のです。

夜になって暗くなると、髪から燃え立つように見える。

実際は、髪の毛が燃えるわけではないのですが、炎が立ち上っているように見えました。

その「炎」を触ると、炎はポロリと落ちて消え去ります。

そして、燃えカスなどは残らないのです。

さらに、彼女が光る髪を梳ると、その炎は飛び散ってしまうのです。

そして、ふたたび髪の毛から炎が立つ。

その炎は、ホタルの光のようでしたが実体ありませんでした。

彼女の祖母、母、娘三人も、全員このように光る髪を持っていたそうです。

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