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登場人物

ディアファン(28)


島根県と広島県の境辺りの「透明人間」の秘密の集落で生まれた。


ディアファンたちの集団は廃棄された水力発電所の施設に住んでいたが、水力発電が見直され、再稼働することになり出雲市(旧・平田市)のパチンコ店の廃墟に引っ越した。


 去年「保護法」が制定され、それを機に「透明人間保護区」に住んでいる。「保護区」は場所を公にされておらず、傍から見ると「無人の別荘地」にしか見えない。


 パチンコ店に住んでいた頃、近くの小学校・中学校の授業に潜り込んで勉強し、一般的な学力を身に着ける。その後は高校、大学と勝手に進学し興味ある知識を得た。


 はるかと出会い、日記を交換することになったが、仲間以外の人間と交流したという前例がないため、誰にも相談できず不安な毎日を過ごすことになる。




栗花落 紫陽花(26)


 出雲市内の公立小学校の教師。

 松江市内で普通のサラリーマンの父と、教師の母との間に生まれる。


 子供の頃から好奇心が旺盛で、不思議なものが大好き。

 化学教師の母親の影響で物事に理由をつけて解析する癖がある。


 小学校の頃、両親とキャンプにでかけ、テントに明かりをつけたまま眠り、隙間からテントに入り込んでいた大量の昆虫に驚き、それ以来虫が大嫌いになった。


 ディアファンと出会った公園は、勤務している学校の近くで、出勤前のリラックスタイムによく利用していたお気に入りの場所。


 その日は出かける前から「何かいいことがありそう」な予感がしていたという彼女は、彼とは違い、不安など微塵も感じておらず、ワクワクだけが心を支配している。

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