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忘却の勇者  作者: くろむ
聖魔祭編
34/175

第三十三話 四人揃った所だけど、直ぐにまた減る

『先程の試合には大変驚かされましたが、準々決勝はまだ終わっていません!果てしてどちらの選手がベスト4に食い込んでくるのか!!』


準々決勝第四試合、出場するのはクロム。


ここまで苦戦らしい苦戦は無く、その圧倒具合はベルのものとは違ったものであった。


「今回は聞かないのか?」


「聞く必要あるか?この試合で」


「?」


(そらそうだ、これまでの試合はただ歩いて行って剣で叩き潰す、もしくは一歩も動かず魔法で一発。

もはや試合というより蹂躙という言葉が合ってたしな)


大勢の予想通り、案の定今回の試合も圧倒して勝つ……だけでは終わらなかった。


試合の流れはいつも通りで、魔法一発で試合を終わらせたのまでは変わらず。

しかい違ったのは過程の話。


『な…ま、また?あ、えっと、、試合終了!勝者クロム選手!』


「おいおいマジかよクロムの奴」


「何かもう、、何言ったらいいか分かんないね」


トロール、アイクももはや言葉が見つからない。


「火と雷か」


「あんま驚いてない感じ?すっごい冷静」


「そりゃ驚きはしたけどさ。でもこの位はやってくれると思ってたよ」


ミナトの落ち着いた様子にも驚きつつも、まぁ言われてみればといった様子。


『今のも混合魔法ですよね?私の見間違いじゃなければ…」


もはやとんでも技が出てきすぎて実況がリアクションに困っている始末。


「も…もはや訳が分かりません!混合魔法を使える人物が二人!?しかも一人は三属性まで?その三属性に勝った人も、それと張れる位の動きをしている選手が後二人も……?。

一体今年の一年生のレベルはどうなってるんですか!!?特に第四魔法学園!一応私の後輩のはずなんですけどね!!後で先生方にお話し伺ってみましょう、そうしましょう!』


「まーたテンションおかしくなってる」


「しょうがないんじゃない?…色々さ」


『っと、少々取り乱してしまいましたが再び実況を戻らせて頂きましょう!

えー先程の試合で準々決勝が終了、となりましたのでここで小休憩を挟みます。

準決勝第一試合、ミナト選手対リヴェル選手の試合は三十分後となります』


一度試合間隔が空くこのタイミングで、勝ち残った四名は他の選手との試合に向けた対策を講じたり、観客たちはこれまでの試合を振り返ったりと、会場は僅かな間かもしれないが落ち着きを取り戻した。


「対策はあるのか?」


「そーだな…対策ってのはないけど、勝ち筋は見えてるよ」


「余裕そうだな」


「んな事ない、勝ち筋って言っても確実な訳じゃないし、やってみなきゃ分かんないよ」


{でもやっぱ余裕はありそうだな…}


「…」


次の対戦について話したものの、ミナト自信そこまで策を練ったりなどはしてないようなので、会話はあまり弾まなかった。



___________________________________________


「じゃ、そろそろ行ってくる」


「頑張って来いよ」


「任せとけー」


試合に備えて観客席から移動しようとした時。


「……ミナト」


アイクが呼びかける。

一度何か言葉を吞み込んでから、口に出す。


「頑張ってね」


「…おう!」


それだけ言葉を交わすと、ミナトは行ってしまった。


「…良かったのか、何か言いたい事あったんだろ」


トロールが尋ねる。


「いや、そうでもないよ。ただそれっぽい言葉が思い浮かばなかっただけだから」


「ふーん…」


___________________________________________


(そういや呪いについて何もねぇな。聖魔祭だったら何かあると思ったんだけど、、そう甘くは無いか)


試合を前に考えていたのは呪いの事。


しかしそんなことばかり考えても居られない、というのは本人も流石に分かっている様で。


(まずは目の前の試合か。決勝でどっちが来るかは分かんないけど、もしかしたら戦いの中で何か分かるかもだし。つーかそれ以前に、余裕ぶっこいて勝てる相手でもねぇし)


『さぁ小休憩も終わりいよいよ準決勝第一試合、ミナト選手対リヴェル選手の戦いが近付いております!

お、そんな事を言っていれば両選手入場して来ました!』


互いに審判の位置まで歩いて行く。


試合開始の合図が鳴る前に、ミナトはリヴェルに話しかける。


「一応言っておくが(本日二回目だけど)敵討ちと行かせてもらう」


「ほう、、面白い。受けて立とう、無論容赦せんがな」


刀を抜きながら、じっと相手の目を見つめるミナト。


「それでは、試合開始!」


審判による試合開始の合図が鳴り、それと同時に会場が再び沸く。


『勝って決勝に進むのは果たしてどちらなのか!試合開始です!』

今回は普段あまり触れない皆の見た目についてだよ!

これは説明とは少し違うんですけど、まぁ正直今回書くこと思い浮かばなかったから突然見た目について言うんですけどね…。

基本的には皆西洋風な顔立ちをしています、ヤマト族はTHE日本人って感じですけどね。

因みにルチアは長髪、フレアは短髪です。はい、以上でも以下でもないです。

まぁこれ以上はちょっと長くなるかキモくなるかになるんで、ここらで終わり。

今回は以上!


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