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忘却の勇者  作者: くろむ
聖魔祭編
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第二十話 団体戦スタート!

遂に始まった聖魔祭。


団体戦初戦闘を繰り広げたのは、アイクとミナト対第五魔法学園の生徒だった。


(人数は六人、敵が増える前に一気に潰す!)


探知魔法で相手の存在を把握したミナトは、アイクと二人で殲滅する判断を下す。


{ミナトが行けると判断したって事は、敵の増援は直ぐには来ないって事だよね。でもこっちの増援を待つほどの余裕も無いと}


(一応俺は取られちゃ不味いけど、、そんな事気にしするならこんな作戦乗ってねぇし、サヴェリオもこういう立ち回り求めてた訳だしな!)


「来るぞ!敵は二人だ!」


「数で潰せー!」


人数有利と判断した相手も真っ向から勝負する気だった。


ミナトはアイコンタクトを送り、仕掛けるタイミングを見計らう。


そしてほんの僅かな隙を見逃さなかったアイクが先に切り込む。


「こいつ速すぎる!っておい次そっち行ったぞ!」


「え?ちょっと…っ!」


素早く敵の側面に回り込んだ後に、さっそく一枚奪取。


{おぉー、このスカーフが重なる仕組み何回見ても凄いな}


団体戦で使用されるスカーフは魔道具であり、特殊な仕様が存在する。


それは相手から奪ったスカーフを自分の持っていた物重ねると融合する仕組みである。


これによってスカーフを取りすぎると手首がとんでもないことになる、という事例を回避することが出来る。


因みに重ねられたスカーフは、相手のスカーフを掴んだ時に魔力を流せば複数枚分奪うことが出来る。


複数持っている相手に普通に取るだけでは一枚しか取れず、そうなればスカーフがもう一枚手首から出てくる仕組みとなっている。




「クソっ、何なんだこいつら!」


アイクが高速移動で敵をかく乱し隙を作る、ミナトがその隙を逃さず相手からスカーフを奪っていく。


相手は既に頭が正常に働いていなかった。

数は自分達の方が三倍多かったはずが、いつの間にか同数になっていたからだ。


(そろそろ終わらせるか…)


アイクに視線を送り、もはや隙だらけとなった相手二人のスカーフを奪い取る。


「っし、ナイス」


「最初はちょっと怖かったけど、やってみると案外何とかなるもんだね」


と二人で話していたが、ここはそれ程余裕のある場所では無かった。


「…増援が来るな、一旦本隊まで退くぞ」


(俺も何枚かスカーフを奪えた。これなら万が一大将用取られてもゴリ押して取り返せる)


大将であるミナトが序盤の内に保険を作っておく。

これも作戦の内であり、今のところは予定通り進んでいる。




その後も順調に相手チームからスカーフを奪って行っており、今の所自チームに脱落者は居なかった。


(うちは他校と比べて一番人数が少ないチームだ。だから正面からやりあえば勝つ確率は低い。

なるべく相手が散らばっている所を襲いたいところだが……いつまでそう立ち回れるか)


試合が始まってから一時間。


最初は相手の偵察班か何かを速攻で倒しきる事でポイントを稼いでいたが、早々に対策が進んでいた。


(もう相手の数が減ってきている、と言うよりかは固まって動き出したな。最初に暴れすぎたか?)


そもそもミナトとアイクを先行させるというこの作戦は、ミナトの索敵能力によって可能となっているものだった。


探知魔法が得意なミナトが少数の敵を相手より先に見つけて、二人で攻めるか増援を待つかを判断する。


しかしこちらの増援を待っていれば相手もいずれこちらの存在に気付く可能性や、別チームがやって来る可能性。

そしてこちらの動きを警戒して相手が対策を講じる前にポイントを稼ぎきる、、という作戦であったのだが…。


(相手の対策が早いな…少し作戦を変える必要があるか?いやまだだ。第一が本格的に動き出していない内は辛抱の時)


作戦会議の段階で最も議題に上がったのは第一魔法学園の存在だった。


その特徴は人数。一学年150人超えというのは他の学園に比べて圧倒的な人数差があり、第一魔法学園の次に人数の多い第三魔法学園でも九十人程度だ。


第四魔法学園とは三倍以上の人数差が存在している。


この五校入り乱れての乱戦では、全てのチームが最も警戒しなければいけないチーム。


その第一魔法学園が大きな動きを取っていない今、多少は慎重に行動をとった方が賢いと言えるだろう。


(もしあそこが動き出したら必ず混戦になる、そこで上手く取れるだけ取ればうちにも勝機はある)


生徒にはポイントの途中経過を知る手段は無いが、ミナトは現在自分達が一位だと確信していた。


実際ミナトの考えは当たっており、現段階のランキングは第四魔法学園。


この順位をキープする手段を見つけられるのか。

もしくはこのまま失速していってしまうのか。

今回はスカーフの仕様についてだよ!

前の後書きでは細かい説明はしなかったけど、今回はガッツリしていきます。

まぁ一番触れたいところは、重なる仕様について。

正直この説明は難しくて完璧に伝えるのは無理だと思っています。でも頑張りますね。

融合する的な部分は多分まだギリ伝わってると思うんで飛ばします。

ます、複数枚重なってるスカーフを奪うには魔力を込める必要があります。

魔力を込めたら込めただけ多くの数を取れます。

魔力を込めずに普通に取ったら一枚しか取れません。

普通に取られたらその後手首からまたスカーフが出てきます。

これは絵があった方が説明しやすいんですけど、マジックでタオルが増えるやつ、みたいな認識でお願いします。

正直これ以上の説明が思いつきません。

とにかく複数枚奪うには魔力をいっぱい込める必要がある、と覚えといてください。

今回は以上!

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