第六話 理解と危険と意味深と
読んでね!!!!!!!!!!!!!!!!!!
「煩いだろ。それに僕はそれぐらいやらなきゃ死んじまうんだから」
「それはどう言う状況!?」
「お前なあ。考えてみ?例えばこの学校で一番のイケメンがお前ととても仲が良かったとしよう。それに対する嫉妬の視線に耐えられるか?」
「いや、それぐらーーーーーーー」
「ならばもう一つ。殆どの学校の人間に学校に居る間ずっとその目を向けられる」
「すんません、旦那。こりゃあっしが間違ってたみたいですぜ」
「おう。分かったなりゃぁ良いんだ」
「でも発信機はやり過ぎじゃない?」
「いやいや、それも洒落にならんレベルで役に立つ」
「どうして?」
「視線から逃れる為に僕はクラスを抜け出す。しかし面倒なティーチャーに会うとクラスに戻されるのだ」
「………ご愁傷様」
「本当、世界基準で見ても半端無い不幸者だと思う」
「それにしても何で私まで連れて来たの?」
「そう言うティーチャーだったから」
「?」
「来てたティーチャー、危険度自体は三何だが周囲の人も連帯責任みたいなティーチャーだから」
「ああ」
「それにしても、お前も結構恨まれる様な事してるんじゃ無いか?」
「突然何?」
「いやな、お前は結構色んな奴を取り締まって居るからな」
「まあ、そうだね。私は基本、クラスからも浮いてる感じするしねえー」
「お前も気を付けろよ?その内刺されるかも?」
「そんな事言わないでよ!」
そんな風に時間は過ぎて行く。この日常が、いつまでも続けば良いと思う。しかし、そんな願いは聞き届けられない。
ーーー殺人鬼と言う、悪魔によって。