第1話 出会い
初投稿です。拙い文章ですが、よろしくお願いいたします。
プロローグ
光・・・、ここは光に満ちた世界、その者が気が付くと、周囲一面、白い世界に覆われていた。
その者は、自分の置かれてい居る状況に困惑し、記憶を遡ろうと思考を巡らす。
「ここは・・・? 確か俺は墓参りの帰りだったはずだが? 確か・・何かにぶつかって、大きな音が
それで、赤い光が、目の前を横切ってから・・・「気が付いた?」・・・え?」
自分に起こった事を思い出し、口にている内に誰かに聞かれていたようだ。
途中で遮られて声が聞こえたであろう方向に顔を向けると、一人の女性とその横に大きな狼がいた.
女性の方は背丈160㎝前後、白のワンピース姿、腰に見慣れない装飾を施し、髪はストレートロング
色は淡い藍色、瞳は金色、耳はやや上向きで長め、頭部にはティアラらしき物被せている。
一目見ただけで、人間ではないと悟れるような容姿であった。 狼らしき方は、人間より大きく、
背丈は約2mほど、全身白銀の毛並みに、黒き瞳 耳の中は紅く額から頭部にかけて金色の模様
両肩には白く丸い物体が、上下にふよふよと浮遊していた。
「あー・・・俺は死んで、ここは死後の世界なのか?それとも、今ここでトドメを刺されるのか?」
「結論早いね、君。まぁ、あながち間違ってはないかな?」と、女性は優しく微笑む
「そら、無駄に長く生きてなかったし、色々経験を積んだつもりだ。だが君のような
美しい女性にトドメを刺されるのは、悪い気がしないと思うよ。出来れば一思いに、苦しまず
やってほ・・「ちょっと待って、なんで私がトドメを刺すことになってるの?」女性は左手を
出して言葉をまたもや遮ってきた。そのやりとりに、視線を逸らし笑いを堪い切れない狼。
「いやだって、その右手のハンマーでトドメを刺すんじゃ「これは違うから!そんなんじゃないから!」
女性は慌てて右手に持ってい居たハンマーを後ろに隠す。 ずっと含み笑いをしていた狼がついには
吹き出し言葉を発する。 「くっフフフ、【アイリス】よ、お主が悪いんだろう。初対面に武器を持ちながら歩み寄り、話しかければ誤解もされるだろうに。早よ仕舞え、その武器を、くっフフフ」
「ぐっ・・・ファグめ、覚えておきなさいよ。後で後悔させてやるから。」
アイリスはファグにからかわれ、やや紅潮しつつ頬を膨らませながら視線をそらす。
そして目の前に黒い渦を出現させ、そこにハンマーを仕舞い込む。
男はその一連の動作に驚きつつも、ここが死後の世界ならそんな事もあり得ると、自分に言い聞かせる。
「さてと、自己紹介をするね。私の名前は【アイリス】一応女神と呼ばれる存在かな?
こっちの獣は、【ファグ】見た目通りの狼だけど、これも一応神の部類なの」
「アイリスよ、それは酷くないか?、一応≪幻獣神≫という至高の存在だぞ。まだ新人だがな」
ファグはアイリスによる雑な扱いを受けても、歯向かう素振りをみせず適当に受け流す。
どうやらこの2人は、このやり取りが長く行われてるようだった。少し羨ましく思う。
「んじゃ、俺は福々山 高樹だ。 取りあえず、宜しくでいいのかな?
それとも、お別れの挨拶でもしたほうがいいのか?」
「せっかちなのか、諦めたのかはわからないけど、混乱して騒ぎまくるよりはいいわ。」
アイリスは、肩をすくめファグに同意を求める。ファグも言葉には出さず、頷き同意する。
「取りあえず、高樹君だっけ? 今、君の状況わかる?」
「死んでな、これから裁かれる?」
「んー半分は正解かな。正確には、肉体は死んだんだけど、魂は保護してある状態なの」
「そうなのか、割とあっけない人生だったな。・・・まぁ苦しまずに死ねたのは、よかったのかな?」
「うん、落石で1発だっかからねぇ。苦しむ所じゃなかったと思うよ?」
「あー そうだったのか。この身体が透き通るような状態は、魂みたいなものか?」
高樹は自分の白く薄くなった両手を見つめ、アイリスに問いかける。
「そうなの。・・・でね、今は私たちが保護をしてる状態で、今後どうするかを聞こうかなーっと
思ってね。もし、貴方がよければこっちの世界で転生してもう一度人生をやり直さない?」
アイリスは、優しく微笑みかけ、高樹の問いかけに答える。
「少し聞いていいかい?」 高樹は、アイリスの問いかけに対して疑問を投げかける。
「いいわよ。」 「やり直さない場合は?」 「保護を解除して、死を受け入れて消滅かな?」
「え?消滅なの?」 「こっちの世界の魂じゃないから、最悪モンスターとかに転生されるかも?」
「え?俺のいる世界には戻れないの?」 アイリスは、この質問に対して気まずそうな顔し、視線を
外した。 おかしい・・・普通死んだのであれば、そのまま放置されるのが普通(?)なのでないか。
わざわざ異世界の神とやらが、親切にも手助けし、異世界に招き入れるのは怪しいと思わざるを得ない
「んーとね、私達の干渉によって死んだ者は、その世界に引き込まれるから、こっちで処置しないと
ダメなの。それでね・・・怒らないで聞いてくれる?」 アイリスは苦笑いで答えつつ様子を伺う。
「なんか聞きたくない気がするけど、一応聞いておこうか。」 嫌な予感しかしないけど。
「あのね、私達のケンカの巻き添えで、貴方は死んだらしいの。」
えええええぇ・・・・・・
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