暑い夏の楽しい授業
「今日は、風がないね」
「そうだね。」
ちりんっ
「あづー」
「今日は昨日より暑いな・・・」
「授業しないんですか?先生」
「しない、というかしてもお前ら熱でやられるだろ・・・特にチルノ」
「あっ」
後ろに座ってたはずのチルノがいなくなった、というかたぶん溶けた・・・
「チルノちゃーん!」
「ま、まあどうにかなる・・・よね?先生?」
「去年も同じようなことあったしな。たぶん大丈夫だろう」
「ここら辺闇に包んだら涼しくなるかな?」
「やってみる?」
「「やってみよう!」」
ルーミアが周りが見えないほどの闇を出した
「どう?」
「うーん、暑いっていうか蒸し暑いっていうのに変わった気がするよ・・・」
「じゃあ、やめるよー」
と、言ったとともに闇が消えた
「ちょっとここら辺を涼しくする方法あります?」
「打ち水とかか?」
「はい!」
「じゃあ、今日の授業内容は涼しくする方法だ!」
一同移動中・・・・
「じゃあ、打ち水をやるぞ」
「先生、打ち水って何ですか?」
「打ち水とは、簡単に言うと水は蒸発するだろ?それを利用して周りの温度を下げることだ」
「は、はい。」
「じゃあ、みんなで水巻いてくるぞ~」
「「おー!」」
ばしゃ ばしゃ ばしゃ
コンコンコン
「何やってるの?大ちゃん?」
「これ作ってたの!」
後ろに振り向くと同時に竹でできた水鉄砲でミスティアに水をかけた
「うふふっ」
「やったなー」
ばしゃっ
ミスティアは桶から水を柄杓ですくってかけた
「ふふっ」
「あはははは」
「ねえ、ルーミア。」
「なに?リグル?」
大妖精とミスティアのほうを指さす
「楽しそうなんだけど・・?」
っといった瞬間にルーミアが走って行ってしまった
「おりゃー!」
桶を振り回して水を撒く
「もう、私も行くっ!」
走ってリグルも行くが、石でころんでしまった。
その衝撃で桶が上に舞う
けっか・4人にかかる。
「みんな、楽しそうだな」
「けーねは行かないのか?」
「戻ってたのかチルノ。」
「あたいは行くけどね!」
「ちょ、・・・私も行くぞ!」
今日の寺子屋には、楽しそうな6人の笑い声と水の音が聞こえた
教室の風鈴がちりりんとなる。
今日、すごく暑いのでこれを書いてみました。
小学校の時の放課後に水鉄砲で遊びすぎて次の日風邪ひいた思い出を思い出しながらこの暑い夏を過ごしていきたいと思いますw
みなさん、しっかりと水分補給などをしっかりしてくださいよ?