表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

春の風、花の恋、午後の陽光

作者: 秋葉竹



はるかぜに

もしもうなじがあるのなら

そっと息ふきかけてあげたい


気持ちいい?

ってね



片想い

さえ光ってる春の教室

綿毛を飛ばして届けと願った


綿毛みたいな、

恋の歌



目が合うと

あなたのせいで赤くなる

ほおを優しく撫でるはるかぜ


風吹く午後の

あたたかさ



目が覚める

ほどのやさしい声がする

そよ風みたいに微笑む君の


みると目の毒

なほどの微笑み



ふたりして

桜小道を制服で

ふたりの距離をはかって歩いた


ちょっと照れ笑い、したり

………とかね


春からは

絶対片恋やめるとか

誓って叶うわけない、知ってる


だからね、

なんとかして、お願い



抱きしめたい

それはふたりがふたりとも

眩しいほどの「好き」ならいいよね?


なかなかそんな夢の

「好き」って

知らないけど



ただ春の

陽気な風に吹かれたら

「好き」って言っても良さそう、ダメかな?



「もう、良いから」

言ってもいいかな?











評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ