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登場人物まとめ  作者: 湯兎(ゆうさぎ)
暁と曙のはざま
13/13

新屋美遥

◆名前

 新屋美遥(にいや みはる)

 生まれた時の名前もある。


◆性別・年齢

 男。50歳くらい。


◆外見

 茶褐色の髪にヘーゼルの瞳。顔の彫りが深い、アラブ系の顔立ち。


◆経歴

 地球生まれの混血。名前は日本人だが、生まれは西大陸の西側。両親はアラブ系。美遥は戦争で両親とはぐれ、人買いにさらわれ、戦闘に巻き込まれて魔法使いとしての力を示し、アイズに存在を気づかれた。その後アイズの支部に拾われ、日本人の現地スタッフと養子縁組をする。その支部では養子縁組可能な人がその夫妻しかいなかった。

 その後養親の日本帰国に合わせて本部にやって来る。魔法の扱いを教えたのが当時戦闘系列隊第一分隊所属であった晶樹。資質としては高くないが、戦い方を工夫し中距離戦闘に習熟する。数人チームの中衛ならば十分に実力を発揮できる。前衛がいなければ押し切られる。才能というより努力と工夫で実戦の中実力を伸ばし、三十代の頃ナンバーズに。そのまま順調に実力と指揮能力を伸ばし、第一章の時には戦闘系列隊第一分隊隊長として戦闘系列隊の縁の下の力持ちをやっていた。

 稔やその他アイズに所属する魔法使いのうち、三十代以下を多く指導している。人に教えるのが得意。人手不足に苦しんでいた晶樹の頼もしいカードの一人。

 広域殲滅兵器爆発時にはアイズ本部にいて難を逃れた。支部の状況を聞き、いてもたってもいられず生き残ったものたちを率いて外に飛び出す。その際稔に指揮権を放り投げたのはファインプレー。晶樹が起き、戦闘系列隊の指揮系統を再編成した際には本部に呼び戻され、製造工場の襲撃を見据えて休養をとらされていた。

 広域殲滅兵器製造工場襲撃の際には本部司令室にて全体指揮として作戦に参加。経験が浅い稔の補佐としてうまく立ち回った。

 襲撃の後には副司令官に就任した稔に合わせ、戦闘隊隊長に就任して戦闘系列隊を支える。実務を上(戦闘系列隊隊長凛燁)と下(戦闘隊副隊長火雨)にうまく振り分け、二人を実地でしごきつつアイズで最も被害が大きかった戦闘系列隊のテコ入れを行う。最も急いだのは指揮能力を持っていると思われる人材の発掘。発掘したはしからスパルタで使えるように仕込んでいた。

 ちなみに稔が副司令官に就任しなければ彼が戦闘系列隊長に就任し、晶樹の実務の補佐を行いつつ戦闘系列隊全体を引き上げる(下《凛燁とか火雨とか》に無茶振りする)予定だった。どちらがよかったのかは神のみぞ知る。

 大戦介入時の作戦では稔に全体指揮を預け、最前線に参加。日本人じゃない顔立ちの魔法使いとして力を振るった。不意打ちで相手は人間なら、彼でも一人で何とかなる。

 幾度か凛燁に戦闘系列隊長就任を相談されたが応じず、戦闘系列隊再編成の際は第一分隊長に就任。晶樹の死後、稔、そして玲貴のもとで後進の教育を行うとともに戦場に残り続けた。兵器爆発から約50年後に死去。




◆性格・特徴

 人を育てるのに向く。忍耐強く柔軟性が高く、努力家。ひたすらもくもく同じことを繰り返すことができる。

 才能より努力の人、というのがぴったり。

 本人はじっくりと人を教えるのがいい、育たない人はいないと思っているのだが、広域殲滅兵器爆発の後はそんなことを言っている場合じゃないと主義を捨てて戦闘系列隊全体をふるいにかけ、能力が高い方から順にスパルタで教え込んだ。座右の銘は「瑠璃も玻璃も照らせば光る」。光らないなら教え方が悪いと生徒と一緒に考え込む人。

 決断力の指揮能力というより、自身が経験を積んだうえで全体を丁寧に指導するトップ。ゆっくりゆるやかな成長は促せるが、激動激震の時代のトップには向かないタイプ。


◆セリフ集



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