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新たな出会いを異世界で〜手違い勇者の異世界放浪記〜  作者: もっちち
1章 冒険の始まり〜アルフレート王国編〜
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第4話 人は見た目じゃないよ

皆さんは、今までこんなことはありませんか?

ある人の話をしていると急にその人が現れたりする…

噂をすればなんとやらです。今回初めてそれで死ぬかと思いました。


「僕はアルト 魔王だよ!」


放心状態の俺たちにご丁寧に2回挨拶してくれた


「は!ま、魔王様!初めましたてつ!」


か、噛んでしまった…


「私は女神エリシアと申します!」

「自分は山口友也と申します!」


「あっはっは!元気だね二人とも!初めまして」


魔王様はなんというかその…。すっげーイケメンだった。 龍神王様もそうだけどホントにこの世界の人はみんなこうなのかな?


「ガッハッハッ!んなわけねぇだろ!こいつら二人が特別なだけだ!」


なっ!心読まれた?!


「俺の特技は意外と繊細でな!あらゆる生物の思考を読み解き導くってもんだ!ただし、それは人と龍族のみだからアッちゃんは無理なんだがよ!」


相変わらず変なあだ名つけてくるなこの人は


「呼びやすいからいいじゃねぇか!なぁ!アッちゃん!」


「良いけどその呼び方君だけだからね、」


「ガッハッハッ…え?まじ?他にも呼んでるやつがいると思ってたが…」


「まあ僕は構いませんよ?悪い気はしませんし」


「流石アッちゃん!、っと話してても仕方ねーな!飯だ飯ぃ!!」


ほんっと元気な人だな!!


「ありがとよ!」


相変わらず見てくるな…何とかしないと…


(スキル隠蔽をレベルアップしますか?)


おぉ!なんだ急に!!う、うん。しようかレベルアップ

(スキル隠蔽をレベルアップしました。レベルアップにより主の思考を隠蔽します)


おお!なんてご都合主義展開!


「お?どうした?早くパーティしようぜ!」

「はい!」


そして神3人と魔王と俺という謎の組み合わせでパーティは始まった。


その夜。


「今日1日ですげぇいっぱいあったな」

「本当ですね。私途中から何も話していませんよ」


「どんまい」


「にしても友也くん近くで見ると結構男前ですね」

「ん?そうか?そんなこと初めて言われたよ」

「そうなんですか?結構モテそうですけどね」


実際こんな美女、まぁ今は子供だけどそれでもそんなこと言われると照れるな


「私はどうです?」

「想像以上に美人さんだな。女神っていうだけある」

「でしょ~?当然です!」


胸張ってるけど今子供だからねーんだよな…。あれ?教室でも胸あったっけ?


「今失礼な事考えてませんでした?」

「いや別に」

「そうですか、ならいいんです」


何で女の子ってやたらこういう事によく勘が働くんだろうな。不思議だ


「3人とも結構飲んでたから向こうで寝てるわね」


「にしても龍神王様の飯美味すぎたわ、あんなおっちゃんが作ったとは思えん…」


「当たり前じゃない!パパの料理は世界一よ!」


ん?


「エリシア何か言った?」

「私じゃ無いですよ?」


「「ということは?」」


椅子の下に寝ていたので気づかなかったが隣に白龍の クレアがいた。


「君が話したの?」

「そうよ!もう話せるようになったのよ!凄いでしょ!」


えっへんのポーズをとっているクレアはどうやら雌のドラゴンのようだ


「ところでお兄ちゃん」


「おに 、お兄ちゃん!?」


「?そうお兄ちゃん」


龍からお兄ちゃんという言葉が出るとは思わなかった


「お兄ちゃんって てんいしゃって人なんでしょ?」


「そ、そうだね」

「いくつなのー?」


「えっと、18だけどこっちに来たせいで今は12歳だね」


「じゃあ!あたし11だからお兄ちゃんだね!」


「う、うん、お兄ちゃんだね」


苦笑いしかできない。想像してみてください。白い自分くらいの背丈の龍にお兄ちゃんと言われている風景を… カオスだ


「そっちの…えっと」


「?ルイ?」


「そ!ルイ!彼はいくつなの?」


「ルイは9歳だよ!弟だね!」


弟って事は男の子か…。


「クァァ!」


「ルイはまだ喋れないのよ」

「みたいだね」


恐らく10歳超えたあたりから喋る個体も出てくるのであろう。


「そっちお姉ちゃんは?」

「私は女神エリシアと申します!」


やっと話振ってくれたァ!って顔してるな。すげぇ笑顔だ


「エリシアお姉ちゃんは何歳?」

「え」


おや?顔色が少し悪くなったぞ


「エリシア、ステータス見せてみろ」

「い、いやよ!プライバシーの侵害よ!犯罪よ犯罪!」


何で異世界で日本の法律使ってんだよ…。


「わかったから落ち着けって」

「なんさーい?」


さすが子供、抉ってきよるわ。まぁ女神って言うくらいなんだから100は余裕で超えてるだろうな。恥ずかしがっているのはおれの100がおばあちゃんって感覚を持っているせいでバカにされると思っているのだろう。


「気にしないで話してみろ、そもそも、見た目と年齢が反比例なのは異世界の定番だ」


「そ、そうよね…友也くんがそう言うなら」

「で?何歳なのおねーちゃん」


さて、何歳というのか…


「い、」

「「い?」」

「1688歳…」


oh......


「パパの半分くらいだー!」


おお、ナイスだ、ここでパパ…もとい龍神王様より年齢が上だったらメンタルボッキボキだろうからな。


「じゃあ友也お兄ちゃん!エリシアお姉ちゃん!これから宜しくね!」

「「よろしく!」」


こうして俺たちの異世界一日目が終わった…










次は、次こそは戦闘シーン少し入れます!

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