5 これからの目標
「大丈夫ですか?突然倒れてびっくりしました」
っとリセは倒れた俺を起こしてくれました。
「ガッハ┄┄ハーハー大丈夫ハーハー、ただの魔力切れだからハーハー休んでた落ち着くと思う」
セラフは、疲労感がとんでもない状態でなんとか返答しました。
「それにしても、セラフ何を撃ったんだ」
リュートは、さっきのことが気になるようで考えをめぐらせていた。ミコトも興味有るのかセラフを見ていた。
「ハーー普通に考えたら魔力以外に有ると思うか」
セラフは、真剣に自分の考えを伝えた。
「いや、そうだけで魔力って無色なんだよなーでも飛んでったのいろんな色してたぞ」
っとリュートは自分の疑問を問いかけた。
「いや、俺すぐに倒れたから見てないし」
セラフは、リセの方に目線を送りながら言った。
「確かにキレイな色飛んでいきました」
リセはセラフの目線に気付き返答しました。
セラフは自分の右手に魔力を集中して集めて見ました。
「やっぱ、無色だ、何も見えない」
「本当ですね何も見えませんね」
「どうなっているんだ、さっきとてもキレイなだったのに」
三人はセラフの右手見ながら頭ひねっていました。
「┄┄┄┄┄薄い虹色」
「えっ⁉ミコト見えるの?」
セラフは自分の右手をミコト方に差し出しながら聞きます。
「┄┄┄うん┄┄┄昔っから見えてた」
「へーそうなんだ、ちなみにリュートとリセの色は?」
ミコトはリセを指さし「┄薄い桃色」リュートを指さし「┄薄い金色」っと言った。
「そうなんだ、ミコトは何色なんだ」
「┄┄自分の色、見るの、難しいから、分からないの」
ミコトはうつむきながらそう答えた。
「そっか、それでもミコトは、スゲーな俺らに見ることも出来ないのに出来るなんて」
っと言いながらミコトの頭を撫でてあげました、ミコトは、うつむいたまま顔を赤くして撫でられるがままにいました。
「三人とも将来の何をするか考えているか?」
セラフは、唐突にそんなこと言い出した。
「えっ、その様なこといきなり言われても、まだ何も考えていませんは」
「僕も困っている人は、助けることがしたいとしか考えてないよ」
「┄┄┄┄私も〈チラ〉特には〈ポッ〉」
(何でミコトは俺をチラ見してほほを赤めているんだ)とセラフは心の中で首をかしげている。
「まっさっき話したけど俺は、何で前世の記憶を持っているか知りたいから冒険家になる」
「はっ」「えっ」「えーーー」リュート、リセ、ミコトの順で驚きの声が上がった。
「成人の儀式してら俺、村出ていくわ」
「マジで!」「ウソ!」「イヤーーー」っと三人を驚かせてセラフは、残り10年この村でどうやって鍛えようか考えていました。