3 親友達
セラフは、五歳になりました。
昼飯後、部屋で一人考え事をしています。
(どうして俺は転生してしまったのか?)
その時突然扉が開き一人の男の子が突撃してきた。
「セラフ遊ぼうぜー」
「ブッギュー」
男の子は見事に腹に頭突きを決めました。
「セラフ寝るな、遊ぼうぜ」
など言いながらセラフの服を掴み揺さぶっていると後ろから、バッチコーンと頭に衝撃が走り横に飛んでいった。
「痛って、何すんだよリセ」
「それはこっちの台詞です。リュートなぜセラフに頭突きをしたのですか」
後ろに立っていたのは、10人中12人が認める美少女が紙の束を丸めて手に持っていた。
「えっ‼あっすまんセラフ」
「大丈夫だ、もうあきらめているからこれくらい慣れた」
セラフは腹を、押さえながら立ち上がった。
「セラフ無理しては行けません、ケガしたら見せてください」
と言い腹に治癒魔法してくれた。
「ありがとうリセ、リュートお前何時になったらノックを覚えてくれるんだ」
セラフはリュートに冷たい目線を送りながら文句言っている
「うぐっすまない今度から気を付ける」
「リセ、ミコトもいるだろ」
「はい、リリスさんとセシリアさん一緒に居間に居ますよ」
セラフは深いため息をつながら、リセ達と一緒に部屋出ていきました。
居間行くと母親とリリスが楽しそうに話をして、横でミコトがおやつを食べていた。
「遊びに行ってきます、ミコトも一緒に行こうぜ」
「┄┄┄┄うん」
ミコト達も一緒に家を出て、工房の前を通り過ぎようとしたら、工房から父親が出てきた。
「父さん、遊んでくる」
「あー」っと言いながらセラフとリュートに体大きさにあった剣を放り投げた。
リュートは、余裕で掴みセラフは、両手で落とさないようなんとかキャッチした。
「父さん鞘に刺さっているからって投げたら危ないよ」
フンっと鼻息を出しながら目線を上に向けます。
「わかったよ暗くなる前に帰ってくるよ」
父親はそれを聞くと振り返り手を振りながら工房に戻って行きました。
「セラフ行こう」
「ああ、今日は何して遊ぶんだよ」
「畑を荒らす子ウサギ狩りに行こう」
「あまり危険なことは、しないでくださいね」
「┄┄┄┄子ウサギ美味しそう」
など言いながら四人は楽しそうに村の中を走って行きました。






