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それでも妖精さんは進む  作者: 闇色小箱
2/5

プロローグ2

お、終わらなかった……

早くプロローグ終わらせて本編に入りたい。。

「・・・知らない天井だ。とか言ってみたかったがそもそも天井がないな。ここは、どこだ?ていうかなんだこりゃ!」


  あ・・・ありのまま、今起こったことを話すぜ!


「俺は爆発に巻き込まれて死んだと思っていたら、いつの間にか辺り一面が黄金色に光り輝く場所にいた。」


 何を言っているのかわからねーと思うが俺も何が起きたのか分からなかった。

 てか、こういうのって普通真っ白だったりするんじゃないのな。

 それに、ここは天井や壁どころか、床すらない。じゃあどうやって立ってるのかって?なんというかふわふわと浮かんでいる感じだ。自分では自由に動けず、この空間を漂っている。周りにはクラスメイト達もいるが身体が透けている。いや、俺もだな。あぁなるほど、ここが死後の世界というやつなんだろうか。


「違うよ?ここは、次元の狭間って言うんだ。そして君たちはまだ死んでないよ。まぁ、地球では死んだことになっているけど。」


 いつから居たのだろうか。そこに浮かんでいる少年が答える。しかし、彼から発せられるただならぬ雰囲気が、彼がただの人間ではないと本能に訴えかけてくる。


「誰なの?」「か、身体が透けてる!?」「どうなっているんだ!」「ちっ、半透明だからといって裸が見える訳ではないのか。残念だ。」


 クラスメイト達が騒ぎ始める。まぁ、当然か。彼らは爆発が起きたことなんて認識してないだろうし。てか1人余裕そうな変態がいるな。しかし、俺たちはあの爆発で死んだと思っていたのだが、どういう事だ?


「皆さん落ち着いてください!とりあえず、僕が彼と話します。まず、貴方は誰ですか?それと、ここは何処でしょうか?僕たちの身体はどうなっているんですか?」


 そう問いかけたのは、光屋委員長だ。真面目で、こういう時は率先して皆んなを纏めてくれるし頼りになる。けどなぁ、多分あいつホモなんだよなー。たまにこっちにねちょっとした視線を向けてくるし。

 まぁ、それは今はいいか。


「僕かい?僕は世界を創造する神クレアーレさ。そしてここは名前の通りだよ。まぁ、異空間ってとこかな。君たちは僕がここに連れてこなければ爆発に巻き込まれて死んでいただろうからね。君たちの身体が透けているのはここが精神世界だからだよ。」


「爆発!?爆発ってどういう事ですか?それに、死んでいた?何があったんですか?」


「まぁ、理解で出来ていないのも無理はないよね。

 一応、教えておくよ。

  あの時、一ノ瀬君だったかな?彼が学校に爆弾を持ち込んでいたんだよ。持ってきた理由は自慢するためだったみたいだけどね、彼がそれを持っている時に、光屋君が一ノ瀬君にぶつかって落としてしまった。それでドカン! と爆発する瞬間に君たちをここに呼び寄せたんだよ。ちょうど良かったしね。」


「なんだって!?それは本当かい一ノ瀬君!あれ?一ノ瀬君はどこにいるんだ?」


「今回の事故は一ノ瀬君が原因だからね。助けていないからここにはいないよ。それより、ここからが本題だよ。」


 なるほど。あの時、俺が爆発の瞬間に見た光はそういう事か。しかし、一ノ瀬は助けていないとなるともう会えないということか。自業自得とはいえ悲しいが、まぁ、仕方ないな。

  だが、ちょうど良かっただと?どういう意味だ?何故こいつは俺たちを助けた?というより、ここに呼んだんだ?こいつの目的は、一体なんなんだ?


「まぁまぁ、あまり警戒しないでおくれよ。君たちには、異世界『パウファータ』に行ってもらいたいのさ。」


「異世界に行く?じゃあもう僕らは家に帰れないんですか!?」


「そうだけど?というか、最初に言ったじゃん。君たちはもう地球では死んだことになっているって。もっとも、僕がここに呼ばなかったら本当に死んでたんだし、まだ生きていられることに感謝してほしいぐらいなんだけどな。」


「それは・・・」


「話を戻すけど、君たちには異世界に行ってもらうよ。もちろん拒否権なんてないからね。でも安心してくれていいよ?特に何かをして欲しい、というわけではないから。」


「じゃあ僕たちは、何の為に呼ばれたんですか?」


「このパウファータを作って間もない頃に、君たちとは別の、魔法が発達した世界の人を何人か送り込んだんだよ。そしたら、その人達がパウファータの人々に魔法を広め、パウファータの人も魔法が使えるようになった。では、科学の発達した世界からも送り込めば?今度は科学が広まっていくだろう。もしかすると、魔法と科学の融合したものだってできるかもしれない。面白そうだろう?」


「でもそれなら、もっと科学なんかに詳しそうな大人を呼んだ方が良かったのでは?というか、貴方が自分で広めたらどうなんですか?」


「僕がパウファータに直接干渉する事は無理なんだよ。それに、詳しい人を呼んだって面白くないじゃないか。まぁ、そういう訳だからよろしくね。」


 こいつが一ノ瀬を助けなかったのは、あいつが原因だからというだけでなく、科学に詳しそうだったからかね?まぁ、今更気にしても仕方がないか。


「じゃあ改めて、これからパウファータに行くための準備をして貰うよ。剣と魔法の世界に行ってもらうけど、そのまま直ぐに死んでもらったら意味がないからね。」


「準備?準備って何をすればいいんですか?」


「君たちにはまず、APとSPを与えるよ。APはアビリティポイント、SPはスキルポイントのことだよ。APでは自分のステータス値を、SPでは自分の使いたいスキルを選んでね。」


 まるでゲームみたいだな。まあ、一度死んだも同然の命だ。せいぜい異世界を楽しめるようにステ振りしようかな。

まず、先に謝っておきます。ごめんなさい!

活動報告にも書きましたが、今週末から来週明けまで学年末テストなるものがあるのです。作者には留年の危機が迫っており勉強しないとヤバいのです( ;´Д`)

そういう訳なんで来週は更新できませんorz

はぁ………今度から書き溜めて置きます。

行き当たりばったりなんてするもんじゃないですねぇ。

正直、小説を書くの舐めてましたわ。

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