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True Love  作者: 碧衣
5/7

神坂の決意


今日は、親友の日和とご飯行く約束。


楽しみだなぁ…。

早く仕事終わらないかなぁ…。

そんなことを思っていると、


神坂「何か今日の碧衣ちゃん、うかれてない?…もしかして……デート!?!?」


神坂さんが私に突然話しかけてきた。


まぁ、友達同士でもデートってよく言うし、肯定しちゃおう…。


碧衣「はい、デートなんです^^ もう楽しみすぎちゃって…!」


と私は笑顔で返した。


神坂「えっ…そ、そうなんだ…。そっかぁ…。」


何故か神坂さんはがっかりした顔で去って行った。

うーん…私、何か変なこと言ったかなぁ?


美空「碧衣…。今日、デートなの?」

今までのやり取りを聞いていた汐莉さんが話しかけてきた。


碧衣「はい、親友と○○○(某有名ファミレス)でデートです^^」


美空「その親友って女の子?」


碧衣「はい、もちろんですよ!」


美空「そ、そっか…。」

(あーあ。神坂くん、絶対男だと誤解して今頃落ち込んでるよ…。可哀想に…。)


何か汐莉さんまで考え込んでる…。


碧衣「あ、あのー、私がデートっておかしいですかね?」


美空「あ、そういうことじゃないよ?これは、神坂くんの問題…かな?」


そう言って汐莉さんは、神坂さんのところへ行ってしまった。


……。

神坂さんと汐莉さん、美男美女でお似合いだなぁ…。













ズキッ……。













………ん?











何で私、こんなに二人を見ていて苦しいの?







…後で日和に相談してみよう…。



美空SIDE


美空「おーい、神坂くん!」


私は、碧衣ちゃんのことで落ち込んでいるであろう、神坂くんのもとへ来ていた。


神坂「……なんすか?」


うわっ、テンション低っ…。


美空「碧衣ちゃんのデートの相手、気になっているんでしょ?」


そう言うと、バッと顔を上げ、


神坂「えっ!!!!!ま、まさか美空さん、相手知ってるんすか!?!?」


と、動揺を隠しきれていない感じで私に言った。


美空「知ってるっていえば知ってるけど…知ってどうするの?」


神坂「そ、それは…その…。」


ふふっ…困ってる困ってる…笑 ←ドS


美空「ちなみに場所は、○○○だってさ。自分の目で相手を確かめてくれば?笑」


私は先程碧衣ちゃんに聞いた、親友さんと会う場所を教えた。


神坂「えっ、で、でもそれはちょっと…。」


あー、もう、イライラする!!!


美空「あんた、碧衣ちゃんが好きなんでしょ!?なら、相手の男に宣戦布告するぐらいしてきなさいよ!!」


私が一喝すると…


神坂「……そうっすね……。うん、じゃぁ今日、行ってきます!!!!」


美空「よし、行って来い!!それで碧衣ちゃんの心も掴んで来い!!」


そうして神坂くんは本日、碧衣ちゃんのデートに潜入することに…。

まぁ、相手、女の子だけどね!!笑


頑張れ、神坂くん!!!!笑


完全に状況を楽しんでいる美空さんでした。笑




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