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Lost World Online  作者: vitaminZ
第三章 率いる資格
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第二話 雷刀使いと銃剣士

ふと思い出したのでまた書きはじめました。

相変わらずの投稿率の低さですがよろしくお願いします。

「そんなこんで第二回戦、団長対レンさんです。」


「団長の意地見せちゃるけん!」


とか言いつつ本心では逃げたいです。


なぜかって?そりゃあ、あんな試合の後にやるのは嫌でしょ。


「あんな闘いを見せられたら俄然やる気が出てきた!」


……聞かなかった事にしよう。


「あんな反則技は聞いてない……。」


「おおっと近づくな怖いから。」


「何が手の内を明かそうだ。装備名だけじゃ能力なんてわからないのに……。」


「聞こえなかったのかな?アリサちゃーん?」


髪が垂れ下がってて顔が見えないところがすっごい怖い。


「悪かったよアリサちゃん、でも君も装備名しか教えてくれないからお互い様だね。」


「…………。」


アリサちゃんの目つきが非常に怖いです。夢に出てきそう……。


「そんなことよりとっととはじめようぜ。団長さんよ。」


「それもそうだな。よし、レンやるぞ。」


これ以上茶番をやってても逃げられそうにない。

いっそのこと派手に散ってやろう。





◇◇◇






「よし、さっきみたく装備を明かそう。」


「決してフェアになる訳じゃなさそうだけどね。」


レンの言いたいことはわかる。


レンにとって俺のガンソードは未知の武器。従って装備名を見てもどんな戦い方をするのか見当がつかない。


それは俺も同じだからある意味フェアかもしれない。


レン Lv84


リュウジ LV69


お姫様(笑)との戦いで少しだけ上がっている。


レン 使用武器 雷霧丸 武器種類 刀


リュウジ 使用武器 バーチカルエッジ 武器種類 銃剣


俺の武器は相変わらず変わっていない。


レン 使用防具 武者鎧


リュウジ 使用防具 オリジナルシリーズ


相変わらずの真っ黒くろすけスタイル。


レン ジョブ サムライ


リュウジ ジョブ ソルジャー


刀を使うだけはあるな。


「さあ、やろうぜ。」


「そう簡単には負けない。」


この闘いは俺の団長としての誇りとテイルに見直して貰えるかがかかっている。


「それでは、いざ尋常に……はじめ!」


開幕と同時に俺はバックステップで一気に後ろに後退した。


別に臆病になってる訳ではない。


体術 “精神統一”を使用する隙を作るためだ。


これを発動するには少しだが無防備になってしまう。

そこを狙われないようにあえて距離をとったのだ。


一方、レンはその場から動かず刀の柄を掴みいつでも抜刀できる体勢でいた。


(下手に動くとやられるかもしれない。)


刀がどういうスタイルなのかはわからない。


しかし、アクションゲーム特有の一撃必殺物の臭いがする。


(だったら。)


俺は武器を(ソード)モードから、(ガン)モードに変更し遠くから数発の弾丸を発射した。


しかし……。


カキィン!カキン!


弾丸は全てレンの前で斬り伏せられた。


「マジかよ。」


「刀は一見、攻撃特化の武器に思えますが、実は耐久にも向いている武器なんですよ。」


「そいつは流石に気づかなかったな。」


「今度はこっちから行きます!」


そう言うと一気に駆け寄ってきた。


以前闘ったセルフィーを上回る速さで迫ってくるサムライになす術もなく吹き飛ばされた。


それだけで俺のHPは半分をきってしまった。


「まさかあれ程強いとは。」


「油断してたら僕もやられかねないね。」


外野からそんな声が聞こえてくる。


「勝負ありですね、団長。」


刀の付加属性 “出血”により俺のHPはどんどん減って今では残りわずかになってしまっている。


「とどめだ!」


再びレンが猛スピード突っ込んできた。


しかし……。


俺の体は吹っ飛ばない。


それどころか腕を組み仁王立ちをしている。


誰もが俺の負けを確信していたが予想外の出来事に皆唖然としている。


この程度でやられるほど俺も馬鹿ではない。


団長としての意地だ。


「体術究極奥義 “天元突破”だ!」


“天元突破”とは自分のHPが0になる攻撃を受けた時に発動するスキルである。

この効果は相手から受けたダメージを無効化しHP、異常状態を全回復する。

さらに、物理、魔法防御力が大幅に上がり、いかなる攻撃を受けても吹き飛ばなくなる。


「な、体術だって!?」


「この世に無駄なスキルなんてねぇーんだよ!!」


これが俺の求めたロマンビルドだ!


「柔術究極奥義 ““禁忌”双威十五連”!!」


この技は、“禁忌”と呼ばれる技だ。

禁忌とついた技はある特定化にならないと使用ができないスキルでありまた、使用の際にはそれ相応の代償を支払わなければならない。


この技の発動条件は、天元突破を使用中のみ有効。


どのプレイヤーも柔術や体術はあまり育成しない。

なぜなら、柔術と体術は表裏一体だからである。


片方だけでは威力を発揮しない。

二つ合わさりはじめて強力なスキルとして成り立つのである。


俺はそこにロマンを感じた。


この技は龍と虎の力を宿した拳で相手に十五連撃の打撃攻撃を与える。


「うぉぉぉぉぉおおお!!!」


最後の十五連撃目。

全ての力を片腕に集結させ渾身の一撃を放つ。


「ぐわぁぁぁぁああ!!」


レンの体が勢いよく吹き飛ぶ。


満タンだったHPが一瞬で0になる。


「ロマン派プレイヤーに栄光あれ。」


俺の勝利、かと思いきや。


禁忌を侵した代償として、俺に呪いの異常状態が起きた。


呪いは一撃死。

代償としても極々稀にしか起こらないものである。


「嘘でしょー!」


俺の叫びは虚しくHPバーが0になった。


「引き分けですねー。」


結局煮え切らない闘いになってしまった。




次は三回戦。初期団員の闘いです。

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