表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/3

ルーデになった。主人公の名前。

「はあ"?出ていく?」

「だって…お前はもう、一人で魔王倒せるやつだし…」

「そうそう…お金だって君の方が割合多いし…」

「闘ってたのは俺の方なんだ。当たり前だろ。そんなに嫌なら鬼ごっこでもするか?」

「う…」

「えぅ…」

辺りに沈黙が落ちた。

「もう…殺したり…脅したりしない…?」

と一人の子供が言ったが、それ以外はおれとそいつを見捨てて逃げた。

「じゃあ、お前、俺の荷物持ちな」

「え…?けほ…こほ…ん、え、重い…」

「何だよそれぐらい持てよ16才」

ぼろりと涙を溢したのは、おれとは関係ない生理現象か何かだろう。

「ラスボス、どんだけ強いんだろうなぁ…」

「あ、う、あぁ、…。あーーー!」

一人前に助けてと叫べるこいつは甘えたれだ。

そして、弓が飛んできた軽く弾いたが。

その弓はどうやら強いらしい。

そうだ、泣いてるこの子供は、私の人生の荷物持ちとして本当に居るのだろうか…?

殺してしまったら楽だろう。こいつもおれも。よしだ。

「死ね」

「ひっ!」

ガキっと音がなる剣同士で鍔迫り合い。

「お、俺が…荷物持ちになるから…!」

よく戻ってこれたものだ。

「大丈夫だからな、…」

「う、うん…」

「夜煩くするなよ、デバガメするから」

「殺すぞ!病気なんだから、教会で…」

「そんな金の掛かることなんてするかよ。そいつは賭けで貰ったやつだから。ああでも確かに三人旅ならこの服とかいらねぇかも」

ぐずぐずと泣いているのは俺への嫌みか…?

「じゃあ次の町か…でもまあ、着の身着のままだしなぁ…」

「お前…人の心ないのか?」

「そんなもん12で捨てた」





評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ