“恋愛の仕組みについて考えていこう!”という変な男に私は遭遇する!
・・・ある時、街を一人でプラプラ歩いていると?
一人の男が、演説でもしているかのように“恋愛の仕組みついて”と
いうテーマに沿って話しているところに私は遭遇する。
『恋愛の仕組みとは? 男女の場を作り出会いの場所を広げる事から
はじまるのです! 恋が芽生え、愛を育み、そして一つの家族になる!
そんな社会を皆さんと一緒に作りたいのです!』
『“何の演説? もう直ぐ選挙でも始まるの?”』
『この人! 物乞いかな、お金入れていく?』
『これは、何なの?』
『恋がはじまれば、男女の考え方が少しづつ違う事に気づくでしょ!』
『・・・あの人! まだやってるよ。』
『一体!? あれはなんなんだ?』
『恋とは、心焦がれ相手を想い眠れぬ夜を過ごすのです。』
『ポエム? 詩? 何?』
『あれじゃない? “最近の若者は恋愛をした事がない人が多いから政府が
こうやって、庶民に呼びかけてる活動を極秘にやってるとかじゃないの?”』
『えぇ!? 何の話?』
『訳かわからん!』
『恋と愛の違いについて、次は話していきます。』
私はその場に立ち止まり5時間もこの人の演説を訊いていた。
納得させられる部分や私自身と重ねて聞いていたのだ。
私は恋愛が上手くいかないひと。
だから何故なのか? この人の演説が心に響いた!
・・・そして遂に、私はこの人に声をかけてしまう。
『私も貴方と同じ考えです!』
『えぇ!?』
『今の誰?』
『・・・何?』
『誰が言ったの?』
『“あの女性よ。”』
『そうです! ワタシと同じ考えの人が居てもいいのです!
その考えは決して間違っていないのです!』
『なになに? この展開? じゃあーオレの話も聞いてくれよ。』
『どんどん自分の意見を言ってください!』
『俺も彼女が欲しい!』
『私も初めての彼氏を作ってみたいんだ!』
『・・・おれも、』
『私も!』
・・・確かに、“恋愛にも仕組みがあるはずだ!”
私はそれを無視しているから上手くいかないのではないのか?
この人の話には、一理ある!
“誰もが恋をしていい! 愛していい!”この言葉もスキだ!
“恋とは? 引いて押し寄せる波のよう。”
“女性の言う言葉に一度は【うん】と頷け!”
“男は黙って何も言うな!”
“誰もが、明るい街灯に群がる恋愛の我なのだ!”
私も、もう一度! “恋をしてみたいという気になった。”
1年前に付き合っていた彼からフラれ、もう恋愛はしたくないと誓った!
でもこの人の演説を聞いて、私の考えは変わる......。
“こんな私でも恋愛をしていいんだ! もう一度、恋焦がれてみたい!”
もう一度言う! この人の演説は得体のしれない説得力があった!
私はこの人に、“1票”入れたい!
ありがとう、私の恋ゴコロをくすぐってくれたどこかの誰か。
また私は誰かに恋をする!
すべて! この人のおかげだ! この演説が聞けて私は良かった。
最後までお読みいただきありがとうございます。




