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ユダヤの福音書 二十三章
ローマの情勢について。
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1当時のローマ社会は非常に安定していた。
2十字架刑が処刑方法として確立され、見せしめとしての刑として機能していたからである。
3無論、人材として、各領土の領主や提督が優秀だったお蔭でもあるが。
4そこにイエスと言う人物が現れて、後にキリスト教として、ローマ皇帝までもそのイエスを信じる事に成るのだが。
5この物語はイエスが、先程も言った十字架刑によって、処刑されてから、復活に至るまでの物語である。
6イエスは死に、また、生き返り、四十日後に昇天されたのである。今、それに至る為の運命の十字架刑の日が来ようとしていた。
7神はそれらの事を望まれ、神が生ける神である事をこのユダから啓示された。
8この十三番目の使徒であるユダから、親愛なる第一世界の皆へと。書き送る書はこれである。
9「ユダヤの福音書」
10これは私の中の最大の良心が書いて語る福音集である。