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異世界は割とすぐ傍に  作者: ふレんズ
1/1

日常

初めての投稿です! 沢山の人に読んでもらいたいです!

「あぁ~異世界に行きてぇ・・・」

何回この言葉を口にしただろうか。 正直この世界は退屈だ。


<異世界>  それはアニメや漫画、ファンタジー好きの誰もが一度は夢見る場所であり、訪れてみたいと思う人は少なくないだろう。 

勿論俺も例外ではない。 むしろ、誰よりも異世界に行きたいと思っていると自負出来るくらいだ。 常識や思想の全てを覆した世界で、スリルと興奮を味わってみたい。

何度も言うが、この世界は退屈だ。


――だが、俺たちの夢は叶わない。  そう、ファンタジーはフィクションだ。


「お兄ちゃんまた異世界,異世界言ってる。 いい加減、その中二病精神治したら? そんなんだから、その年になっても彼女できないんだよ? うん、マジで」

ほっとけ。 そして、中二病=彼女できないという、式を勝手につくるな!

「おいおい、お前だって彼氏いたことねぇじゃん! それに、誰かに支えてもらったり、支えたりするのは向いてないんだよ、俺には」 

そもそも、人は何故付き合うのだろうか。 特に高校生活は3年という短い期間であり、進学と同時に大半の人間が別れるのだ。

どうせ別れるのなら彼女なんていないほうがマシだ。 まったく理解出来ない。

「・・・ふーん。 まぁ、私はお兄ちゃんに彼女ができようができまいが、どうでもいいんだけどね」

心底どうでもいい顔で笑う妹に対して、段々イライラしてきた。

「こいつ・・・」

「さぁさぁ! そんな事よりも! どうぞ、お待ちどう様!」

テーブルの上には二人分の箸と大きく盛られた白米、そして見飽きた一品が並べられていた。

「はぁ・・・。 また生姜焼きかよ・・・」

「ちょっと! 文句言わないでよね! 今月の食費危ういんだから、嫌なら食べなければ! それとも・・・食べられない体にしてあげましょうか?」

ニコニコしながら、熱々のフライパンを振りかぶる妹に対し、俺には謝るという以外に、選択肢はなかった。

「わっ、悪かったって! うおっ! 今日のもまた一段とうまいな!」

勢いよく食べる俺の姿が嬉しかったのか、コロっと機嫌が変わり――

「そーお? おかわり一杯あるから、沢山たべてね」

三日前からずっとこの調子。 俺には乙女心を理解するのは、難しそうだ。

最後まで読んでいただき感謝感謝です!

こんな感じで書いていくので、面白いと思った方々はこれからも応援宜しくお願いします。

Twitte やってます! よかったらフォローして下さい! @Nisehina0201です。

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