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ありのまま

ダメだ消せない記憶!

消えない想い。

3日前ぐらいに親友にラインした。

耐えきれなくて。

他に理由あるんじゃないかって。お前の弟と付き合いだしたのはいつから?って。


彼に長文のライン送ったのは初めてだった。

想いが消えなくて辛くて壊れてしまいたくなってるから。


こんなに引っ張るとは。これが未練ってやつか。初めての感情。


彼女はちょうど俺が親友にライン送った日に、親友の弟くんと相手の両親と結納したと聞いた。


親友の弟と付き合いだしたのは4月らしい。

俺は付き合って2ヶ月で破局に向かいだして3ヶ月で別れた。彼は付き合って2ヶ月で婚約まで繋いだ。


次元の違う結果。


振り返っても一生懸命だった自分を思い出す。彼女には不満の固まりになってしまってたかもだが。


彼女が心臓の病にかかったら心臓渡してもいいくらい好きだった。


幸せになって欲しい!それも嘘じゃないけど。本音なのに。それが俺にはできなかった。傷つけた。一生懸命だった自分がいたのに。


相手を真剣に真剣に真剣に考えて、笑顔を一度でも多くみたくてやってきたつもりが、一言一言、ありのまま、良かれと思った行為で傷つけた。


今の彼はきっとそういうのないんだな。別れて半年だが、もう結納までいくほど好きになったんだろうから。


最近の俺の仕事っぷりは、植栽してても土だけを見たり、一瞬でも彼女のことを考えないで済むように努力してる。


好きだったヤキトン屋。あれ以来行ってない。たった2ヶ月だけど濃かった時間。


幸せにしてあげたかった。俺の力で。

傷なんか絶対つけたくなかった。


傷つけまくって幸せにできなかった俺が言える言葉じゃないけど。本音だから。


もう無理矢理、想いを他に転換する努力はやめよう。無駄だから。出会いにむきになってる自分ではないことわかったから。


結局彼女の穴埋めは時が解決するか、忘れる日がくるかしかないと自覚できたから。


呼ばれないだろうし、呼ばれても行く気はないが、彼女の結婚は今年か来年には決まるはず。


こういう小説って場所で書くから全部本音で書く。


本当に全力で愛してた。好きになれなくなった理由全部聞いたけど。覚えてるけど。

自分の最善でした。


初めて心から、心の底から、全力と言える恋愛ができました。それでも君を傷つけまくりました。


君の先、未来、わからないし正直知りたくない。愛する旦那と子供と笑顔でいる瞬間なんて見たら、俺は死ぬかもしれない。


幸せになってもらいたいけど、今を知りたくない。スゲー会いたいけど。


一緒にヤキトン食べた日、ケーキやプリン作ってくれた日、一番は仕事の飲み会でスナックまで行った日に、君は我が家にいてくれたね。帰りたくて、帰りたくて仕方なくてタイミングみはからって逃げるように帰った。


自転車を必死にこいで、家に君がいるから。

アイスクリーム好きな君だからセブンによってアイスクリーム買って帰った。


家の鍵を開けた時に、君は二階から降りてきてくれて「おかえりなさい(^-^)」と笑顔で言ってくれて 犬もはしゃいで寄ってきてくれたね。あん時マジで幸せ過ぎて泣きそうになり君を抱いたね。この幸せ続くなら絶対なんでも頑張れるって思った。


あん時すでに俺に疑問抱いてたかわからないけど。本当に幸せだった。


もちろん認める。俺のいたらなかったこと。


ただ申し訳ない。君のことが好きだった自分を今だに消せてないこと。

早く消して、君の中からも、不甲斐ない俺を消してもらってお互いが幸せの道歩めたらと思う。


フラれたし、言い返す言葉はない。


今の彼とは喧嘩できてますか?どうか喧嘩できてることを願う。喧嘩できず、価値観の違い言われてサヨナラは手がないんだ。


俺が謝っても君の心がもう戻れる余白ないのわかるから。


そしたら君のためにできる最後のことは別れるしかないから。無理につなぎ止めようとしたら傷を増やすだけだし。


あん時「別れるか?」と切り出したのは俺だった。別れたくない。離れたくない。

オッサンのくせに涙がこらえきれなかった。別れは過去たくさんあったが、涙こらえられなかったのは初だった。


好きすぎて離れるの嫌で、でも君が辛いの見え見えだから。


本当に幸せにしてあげられなくて、傷つけて申し訳ない。本当に本当に。


神様つうのがマジでいるなら、早くこの記憶消してくれ!





これでこの小説が終わり、新しい幸せな小説書けることを願う。

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