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鈴菜──改めシルフの日記 4/10

ステラのブログ風に続き、こちら鈴菜side日記です。

暖かく見守ってやってください。

4/10、曜日は…分かんない。この世界にはないのかも?

鈴菜──改めシルフの日記、第1回。

書きにくい羊皮紙と万年筆で頑張ってます。



─────なんだろう。始めここで目覚めた時から数日は、混乱でこんな事を書いたり考えたりする余裕もなかったんだけど。

これが『慣れる』ってことかな…

だとしたらちょっと怖い。


─────"なろう"のない、こんな世界に慣れるなんて…………っ!


んん、なんか日記って思ってたより照れくさいんだけど、まずは自分の頭の中を整理するついでに今わかっていることを箇条書きで書いていくね。

……………何から書いたものだろうか。

・私は鈴菜という名前だった。

・ちなみに16歳。

・まぁまぁいい高校に通っていて、見た目は黒髪ロングに高身長って感じだ。

・そこまでモテない。


と、ここまではいいのだが…


・最後の記憶は暇で暇で仕方のない世界史の授業のこと。

・確か、中世のヨーロッパあたりだったっけ?

・そうだ、机の中でこっそり"なろう"を開いてたんだよね。

・異世界転生の日間ランキングを見てて…

・寝た。


ここからが問題なのか…?


・目が覚めたら目の前に机があった。

・これは普通。授業中に寝ちゃったからね。

・だけど起き上がった感覚がいつもと違う。


・癖のある白銀の髪。

・小さな手足。

・小鳥のような声。

・ゆで卵みたいなつるつるの肌。

・ゴスロリっぽい服。

・ワンピースの裾に「シルフ」と刺繍されていたから、それが名前なのだろう。


──────つまり…………………幼女。

うたた寝から覚めた私は、ファンタジーとかによく出てくる、凄い可愛い幼女だったんだ。

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