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人が死ぬと言うこと

作者: ミュウ吉

始めは同僚のお母さんでしたが、70代で乳がんを発症して右、左取ってまた再発したというのだけれど、もう80代だからそんなに問題があるとも思えないけれど。


あすは我が身なのだけれど、こういう話って心痛むよね、人によっては他人の不幸は蜜の味みたいな人もいるけれど、私そこまで性格悪くないから。


そしたら乳酸飲料を届けてもらっている人のご主人が体調を崩して病院に行ったら末期の肺がんだと宣告されたそうです。しかも脳に転移していると。まだ70代なのですよ。他のガンならともかく肺がんですよ。タンとか咳はなかったのかと聞いたらまったくそんな症状はなかったそうで。本当にガンはおそろるべしですよ。


従兄弟のご主人ですが50代で肺癌発症。この人は会社の要職についていたので健康診断は義務のようなものだったのです。早期発見です、ところが胃癌などと違って肺癌は厳しい。治療には手を尽くしましたが、結局70代で亡くなりました。


少しだけ救いがあるとすればガンという病気は覚悟ができますよね。人間いつかは死ぬのだから。できれば朝起きたら死んでいたみたいなものがいいかもしれないけれど。


従兄弟の御夫婦は余命を宣告されてから散々旅行に行きました。治ることを考えなければそういう生き方もできるのです。


そこまで卓越するのはつらいよね。もうすぐ撲滅されると思います、ガンは。だってみんな生きたいじゃない。


死ぬことをわかっていて生きるのはつらいよね。だけどそれは健康な人だって同じでしょう。何があるかわからないのだから、よく考えれば私たちはちっぽけな存在なのですよ。


どうなんだろうな、人間として。自分の死期と向き合えるのか向き合えないのか。


自分のことはわからなけれど、動物は綺麗な死に方をしているよね。人間も動物に近ければ綺麗な死に方ができるのではないかな。



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