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第2話 ステータス

 目を覚ますと私は5歳の男の子になっていた。


 周りを見渡すと歴史ドラマのような煌びやかな装飾ーーー銀色の大理石の床の上には黄色の藁で編まれた敷物が敷かれていて、部屋の四方には燃え上がるように赤い色の塗料で塗られた柱、天井には白地に金の絵筆で描かれた様々な動物の絵がある。


 私は茫然とした。


「あら、もう起きたの善?」


 声が聞こえた左の方向に振り向く。そこには頭に竜の角の形の金色の簪を挿し、下から緑白赤の瀟洒な衣服を身に纏った女性が居る。彼女の頭にはパンダの耳が頭にあり、人間の耳があり、髪の色は白だ。この人は誰なのだろうか?


「あなたは誰なのでしょうか?」


「誰って、私は貴方の母親よ。そろそろ新名式が始まるわ。一緒に行きましょう。」


 私は母親を名乗る女性に連れられてこの部屋を出ていった。



「善!ようやく来たか!では儀式を始めよう!」


 私が部屋に入ると、母親と名乗る女性と同じような姿に加え、黒い帽子、黒い服を身に着けた男性が居た。その周りには黒い衣装は身に纏った様々な人々が居る。その人々は頭の上にだけパンダの耳がある。

その内の一人は俺の前に鏡を差し出した。


「ええ!?」


 私の目の前には父と母を名乗る人と同じように頭にパンダの耳、人間の耳、白い髪があった。


 なんだこれは?


 私は再び茫然としていると、目の前に文字が現れた。



 World Setting Program Start loading waiting Complete Next


 Planet name Yueguang Country name Kaiou  Language Ei Next


 Calculation loading waiting End Judgement Next

 

 Your name is KaiKaturyo


 Social Class First Crown Prince

 Body Gender Male

 Mind Gender Male

 

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