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第10話 入学式の終わりと寮生活の始まり

 クジ引きによるルームメイトのクラス分けが終わり、その後はスムーズに進んだ。


 教科書配りとクラス表配りは強化人間である私たちには一人の例外なく搭載されているAIグローバル通信ネットワークに直接送られ、10秒もしないうちに終わった。


 さっきの三時間かかったルームメイト探しは何だったんだ?


 入学式は永賢信学長のとてつもなく短い挨拶で締めくくられた。


 そして私こと海活了かいかつりょうは、咲華豊命さきはなとよのみことさん、ダリウス=クロード=ぜス=ローレン=スティール=エラントさん、エファ=ミントさんと共に寮に向かった。


 海王国立国営教育機関海王太洋学院の総生徒数は10億人、男女比は丁度半分で5億人ずつ。

 寮は紅樹寮、蒼海寮、橙光寮、白山寮、玄岳寮の5つに分かれる為、一つの寮につき2億人が入寮する。

 寮では一つの部屋で4人が共同生活を送る為、一つの寮に5千万の数の部屋がある。


 私達が引いたクジは赤の9番のため紅樹寮の9番目の部屋で共同生活を送る事になる。

 一桁の番号で助かった。寮番の桁数が多い部屋は上階にある為、日々の移動が煩雑になるのだ。


「Is this Koju dormitory? This building is very very big!」


 紅樹寮を見たエファさんがとてもテンションが上がった様子で言った。

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